こんばんわ
萌えログ管理人のらすくです。
今や定番中の定番とも言えるアニメでの入浴シーンですが、お色気作品は勿論のこと一般作品でもサービスシーンの一環として取り入れられているかと思います。
今回の記事はその定番の入浴シーンで、僅か数cmの秘境とも言える乳首を、神懸かりなテクニックで隠される場面や、大人の事情について語ってみたいと思います。
超忙しい人向けの3行記事
- 法的には乳首を出すのは規制されていない
- 呼ばれ方は多種多様
- 円盤を売るために地上波では流さない
アニメでの入浴シーンの起源は?
起源については明確には分かっておりませんが、一番皆がイメージするものはドラえもんでのび太くんが度々しずかちゃんのお風呂シーンを覗く辺りが有名では無いでしょうか。
昔のアニメの入浴シーンは割りと乳首が描写されていることが多かったかと思います。
有名なのだとらんま1/2ではゴールデンタイムの直前でもあるにも関わらず、がっつり乳首が描写されておりました。
しかし、いつしか地上波では謎の力で描写されなくなり、漫画でも少年向けの雑誌では描かれなくなりました。
隠される場面の呼ばれ方について
入浴シーンで神懸かりな方法で隠される場面は、様々な呼び方で呼ばれています。
一般的なものとしては、「謎の光」とか「規制の光」とか「白い光」とかは、割りと良く聞くのでは無いでしょうか。
「謎の光」は血液、死体、体の損壊といったグロ描写でも使われるかと思います。
ストライクウィッチーズが好きな人は「聖なる光」とかも聞くのでは無いでしょうか。
その他有名なのが「光渡し」という言い方を使われています。
こちらはアニメ「おまもりひまり」の製作者がテレビでどこまで見せられるか挑戦する過程で、様々なチャレンジをするものの、最終的に怒られたので苦肉の策を「光渡し」という言葉を表現しておりましたね。
また、「ディフェンスに定評のある」シリーズも有名ですね。
元ネタはスラムダンクの「ディフェンスに定評のある池上」から派生したタグで、「ディフェンスに定評のある光」、「ディフェンスに定評のある湯気」、「ディフェンスに定評のある泡」、「ディフェンスに定評のある水飛沫」、「ディフェンスに定評のある髪」が挙げられます。
その他にも沢山種類ありますが、本記事のテーマだと上記かなと思います。
法的な話
乳首を放送法的に厳密には禁止する規則はありません。
勿論「性器」を映像で流すことは出来ませんが、男性女性限らず乳首を地上波で流すのを禁止する規則は無いのですが、やはり某団体からの圧力というかクレームで自主的にどこの放送局も控えているのが現状となります。
昭和から平成に掛けての時代は、ゴールデンタイムでも水着大会でおっぱいポロリで視聴率を稼ぐ手法が頻繁に使われていて、割りとおおらかだったんですけどね。
現状は深夜番組(11時以降)では乳首映したり濡れ場はあるようですが、筆者は全くテレビを見なくなってしまったのであまり分からないですね。
では何故テレビでは隠すの?
現在のアニメは一部の少年少女向けのアニメ除いて、多くのアニメがゴールデンタイムから深夜に移行しているので、乳首を出そうと思えば出せるはずなのですが、何故出ないのでしょうか。
漫画でも同様かと思います。
こちらに関しては敢えて言わなくても皆さま分かりますよね?
そうです、円盤(DVDやblu-ray)で改めて描写されることに期待持たせるためかと思います。
現状のアニメは昔と違い、視聴率によるスポンサー収入より、円盤を売ることで利益を得る方式になっているため、特にお色気作品でなくても円盤になる際に乳首が描写されることが度々あります。
漫画でも週刊誌では描かれていなくても、コミック化される過程で加筆されることがあります。
尚、イラストレーターの場合、乳首を描かないことで例え全裸であってもR18のタグを付けずに済み、多くの人に届けるきっかけになったりはします。
隠され方の種類について
地上波ではありとあらゆるテクニックで巧妙に隠す技術が用いられています。
代表的なものをいくつか紹介しますが、これ以外にもあると思いますし、複数を融合して使用されることがあるかと思います。
光
「謎の光」や「規制の光」や「白い光」や「光渡し」や「ディフェンスに定評のある光」と呼ばれることがありますが、割りとメジャーな手法かと思います。
光の表現の仕方は二通りあり、太陽からの強い差し込み光もあれば、違和感アリアリの突如秘部のみが光るという謎現象など様々かと思います。
しかし乳首をかき消すほどの激しい光があれば、恐らくはすごい熱を放っているはずだけど、それは言わないお約束になります。
湯気
ファミコン時代など、古くから使われる技術になります。
光と組み合わせで、今でもよく使われております。
主に露天風呂で採用されるかと思いますが、あれだけの湯気が出るとなると相当外気温は低いはずなので、よく寒くないなというのは言わないお約束になります。
泡
これは体を洗っている時のみに利用可能な手法になります。
主に漫画ではよくある描写な気がします。
一応元々体を洗うための泡なので不自然では無いとは思いますが、何故、乳首に重点を置いて泡立たせているのか!?というのは言わないお約束になります。
障害物
これはアニメーターの神懸かりなテクニックかと思いますが、遠近法を利用して秘部だけが丁度障害物に隠れれるテクニックになります。
これほどまでの神の力に等しい力で、大事な部分だけ隠れるとはある意味運が良いというのは言わないお約束になります。
髪
長い髪のキャラクターのみが使用可能とされる、サイドに垂れ下がった髪が偶然にも乳首を隠してしまうテクニックになります。
これぞ神隠しならぬ髪隠しです。
今すぐショートヘアにしようか?というのは言わないお約束になります。
カメラワーク
こちらも障害物に近いものではありますが、絶妙なカメラワークでうっかり乳首が隠れてしまうテクニックになります。
オタク界隈では芸術の域だと称されることもしばしばあります。
芸術より性欲というのは言わないお約束になります。
乳首消し
これはまさに究極奥義と言っても過言はありません。
そこにあるはずのもの無い。
よくエロゲーでアソコの描写でモザイクを使用せずにツルツルで表現するがの如く、明らかにそこに乳首があるはずなのに、乳首が見えないこれぞ千と乳首の神隠しのテクニックになります。
とりあえず描けというのは言わないお約束になります。
アニメの入浴シーンネタ
初回から入浴シーン
2015年に「冴えない彼女の育てかた」の第一期が始まった際、本来の原作と順番を変えて第0回として温泉のお色気シーンから始まったことが当時話題になりました。
初見の人にとっては分かりにくいかと思いますが、第1話から始めるには地味な冒頭であるため、敢えて12話以降の予定であった話を最初に持ってきたと言う経緯がありました。
ジャンプで乳首描写
2019年10月にジャンプで連載中の「ゆらぎ荘の幽奈さん」のカラー表紙で、温泉に浸かる幽奈さんが描かれているのですが、いわゆる乳首が描写されていないのですが、透かしてみることで次のページに描写されているタピオカが見事に乳首として再現されている神業とも言える偉業を成し遂げ、多くの読者に感動を与えましたよね。
脱法乳首
こちらは具体例は無いのですが、今少しずつ注目を集めている手法になります。
地上波では女性の乳首は出すこと出来ないため、最近流行りの男の娘や女装男子の乳首なら良いのではないか!?という、法(クレーム)の穴を付いた手法になります。
残念ながらアニメの男の娘は基本上半身を晒さないため、今後お目に描かれるかどうかは不明ですね。
如何でしたでしょうか。
乳首が見えないのはそれはそれで夢があり、ロマンがあるので、一概にも否定的な意見は無いのが現状かと思います。
また円盤への期待感に繋がり、世の経済を支えているかと思うと、僅か数cmの突起物に置ける経済効果は、計り知れないなと考えさせられますね。
ご清覧ありがとうございました。