こんばんわ
萌えログ管理人のらすくです。
突然ですが皆様、主人公が変身する作品は好きですか?
男性が変身する作品だと比較的熱い作品が多いですよね。
特撮だとウルトラマンや仮面ライダーに始まり、漫画やアニメだとドラゴンボールの超サイヤ人は多くの男性の胸を熱くしてきました。
そんな中で、ヒロインが変身する作品も多数ありますよね。
今回は小さい女の子と大きい男の子に人気が高いと言われる、美少女が変身する作品の歴史について語っていきたいと思います。
超忙しい人向けの3行記事
- 変身後は身体能力向上や特殊能力が使えることがある
- 変身ヒロインの多くが何らかの大きな使命を持っている
- 変身のきっかけは先天性、後天性、人外の3つに分けられる
変身ヒロインとは
主に変身能力を持ったヒロインのことを指します。
変身後は特殊能力や身体能力が向上するのが主な特徴になります。
また作品によっては大幅に体格が変わったり、呼び方が変わることも多いかと思います。
ファン層は女の子が比較的に多・・・かったはずなのですが、大きい男の子にも愛されています。
変身ヒロインの先駆けは?
単純に「姿が変わる」と言う点だけに着目すれば1971年に「ふしぎなメルモ」と呼ばれる手塚治虫氏の作品が挙げられます。
本作品のヒロインのメルモは、事故で亡くなった母に代わり二人の弟を育てるのですが、青いキャンでデーを食べると10歳年を取り、赤いキャンデーを食べると10歳若返るというミラクルキャンデーで看護師や学校の先生、父兄に変身をして弟たちと様々な困難を乗り越える物語となっています。
昨今の戦うヒロインと言う点であれば1973年の「キューティーハニー」では無いでしょうか。
こちらは今に通じるヒロインが変身して戦うのストーリーになっています。
ただ、ちょっと今とイメージが異なるのはアンドロイドという点ですね。
変身後の特徴は?
変身後の特徴は高い身体能力や特殊能力(魔法など)が挙げられるかと思います。
また変身後は衣装、髪型、髪色が綺羅びやかに変化を遂げ、また中には肉体年齢を比較的に上昇させる傾向があります。
この肉体年齢を比較的上昇させる点については、そもそもこういう変身ヒロインの年齢が小学生~中学生ぐらいの女の子である場合が多いため、変身後は大衆の目からは頼られる存在になるためかと思います。
そのため、知人からは気付かれないパターンが多いかと思います。
目的、使命
変身ヒロインの大半が、ごくごく普通の女の子であることが一般的であり、何らかの出来事がきっかけで変身能力を授かり、悪と戦うのが一般的かと思います。
闇の勢力から地球を守るとか、大魔王を倒すとか、お姫様を救出し世界の崩壊から守ったり、この辺りは男の子が変身するアニメと設定の大差はあまり無い気がします。
中には怪盗モノもあったりしますね。
変身するきっかけは?
こちらはざっくり分けて先天性、後天性、人外の3パターンに分かれるかと思います。
先天性
こちらは生まれ持ってその能力を保持しているタイプですね。
この手のタイプは、元々何らかの能力を持った人間の生まれ変わりであることが一般的かと思います。
そのまま前世の使命を持って戦うのが一般的で、割りと古い作品はこういう設定が多い気がします。
後天性
こちらは理由は定かではないですが、突如世界を救う救世主として選ばれて変身能力を授かるタイプですね。
すごい体感にはなりますが、この設定が割と多いのでは無いでしょうか?
授かり元は概ね異世界の使者であることが多い気がします。
中には地球の精霊というパターンもありましたね。
人外
こちらはケースとしてはかなり少ないかと思いますが、そもそも人間では無いというタイプですね。
アンドロイドであったり、マーメイドであったり、宇宙人であったり、落ちこぼれの天使とかがありますね。
判断が難しいものだと、天使と人間のハーフというのもありましたね。
変身シーンの特徴と変化の歴史
変身シーンは元々は全裸…もとい、生まれたままの姿を披露するのがお約束化しておりましたが、1990年代以降は表現規制の関係から徐々に体のラインを再現しながら、色塗りの部分は宇宙空間のような表現に変わり、昨今はメイクとかあまり身体的特徴を表現しない流れになったかと思います。
1982年に登場した魔法のプリンセス ミンキーモモは、本来小さな女の子向けの作品ですが、大きい男の子を意識した作りをしたと言われており、これをきっかけに後にくりいむレモンシリーズのようなロリコン向けのアダルトアニメが出始めて、規制の動きが高まる結果になったかと思います。
しかし、しかし、、、本来変身ヒロインと言うのは女の子向けの作品であり、想定外の大きな男の子から愛された結果、そのような流れになったかと思いますが、その大きな男の子向けの変身ヒロインの作品が2000年以降多く登場し、こちらはむしろギリギリを攻める戦いが繰り広げられているのかと思います。
変身ヒロインの魅力
これは大人と子どもでまた少し考えが変わってくるかもしれませんが、やはり少年だけでなく少女も変身して悪と戦い勝利するという王道なストーリーに、憧れるものではないかと思います。
また心理学的には「自己拡大」が近しい状態かと思います。
今まで自分でも知ることが出来なかった新たな自分との出会い、そこから可能性を広げたいという欲求ですね。
これはコスプレをする人の心理に近いかもしれません。
また、人は誰しも他者から認められたいという「承認欲求」が存在します。
そういうのを満たす上で変身ヒロインに憧れるのではないでしょうか。
尚、大きなお友だちが変身ヒロインが好きなのは純粋にロリk…
変身ヒロインの小ネタ
プリキュアでは炎上が多い
プリキュアは人気が高いアニメですが、視聴者が多いということは同時に変わった方も多いわけですが、取り分け理不尽な炎上に苦しめられている作品かと思います。
その中でも「HUGっと!プリキュア」では最終回でプリキュアのヒロイン14歳が成長し、25歳女社長となり、出産で男の子を生むシーンが炎上しました。
多くの人が感動する感想を述べている中に、「無痛分娩じゃないのは何でだ?」とか「子どもってどうやって出来るのかの質問に困った!」とか、まぁ沸点がよく分からないですよね…
尚、同時期にドラゴンボール超ではブルマの出産の際に、ウィスによってテレポートという形で無痛どころか1秒で出産を終えるシーンがあり、これはこれで生と死が緩い思考にさせられ、こちらの方がモヤモヤしますけどね…
映画で乳首解禁
「魔法少女リリカルなのは」は元々攻めたアニメだったのですが、テレビアニメではギリギリ乳首のラインを出しておりましたが、映画では乳首のポッチが描かれて、わずか10歳の女の子の乳首が描かれるということで当時かなり騒がれましたよね。
規制が緩かった愛知県
もえたんというかつて英語学習と二次元アニメを組み合わせたような作品があったのですが、こちらでも変身シーンはあり、当時は肌の露出を各局が規制する中、愛知県だけは全く規制をせずに放送したというのが話題になりました。
そしてニコニコ動画に規制解除版と言うことで、全裸姿を露わにした変身シーンの動画がアップされ、瞬く間に再生数を上げましたが、利用規約違反のため削除されました。
その結果、愛知版=無修正という不名誉な解釈が定着しました。
一応、きちんと話しておくと、全てが都市伝説であり、アップされた動画もMADであり実際に放映された映像では無いです。
如何でしたでしょうか。
変身ヒロインとは追ってみるととても面白いものでした。
本来は小さい女の子の憧れの設定だったのですが、いつしか大きい男の子からも愛されるようになり、小さい女の子向けと大きい男の子向けにそれぞれ別の道を歩むことになった、変わった境遇のカテゴリかと思います。
10年ほど前にレンタルショップで、魔法少女まどかマギカの隣にハートキャッチプリキュアの作品が置いてあり、うっかり小さい女の子が絵柄の可愛らしさだけで誤って借りると、3話のマミるシーンでトラウマになるんじゃないかと話題になったこともありましたよね。
皆様は変身ヒロインが登場する作品、またはキャラクターはどれが好きですか?
良かったらコメント欄、もしくはTwitterのリプ欄で教えて下さいね。
ご清覧ありがとうございました。