「思い出抱えてアイにコイ!!」プレイ後レビュー


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69_アイにコイ_タイトル

こんばんわ
萌えログ管理人のらすくです。

今日は先週9月27日に発売した「思い出抱えてアイにコイ!!」を一昨日である木曜日に無事完走したので、レビュー?記事を執筆しようかと思います。

え?レビューは基本的に書かないんじゃないのって?

そうなんです。

余程誰かからレビュー書いてと言われない限りは、基本書かない主義です。

まぁ何故かは散々今まで語ってきましたが、私はとにかく文章能力が壊滅的に悪く、ボキャブラリーが大変乏しいので、食レポにありがちな豊かな表現が出来ないので基本レビュー記事は書かない主義なのです。

ただ、今回は少しばかり事情がありまして、普段は前週のうちにブログ記事を執筆するのですが、今回アイにコイのゲームに夢中になりすぎて、ブログ記事のストックが無い状態となり、止む終えず?アイにコイのレビュー記事を執筆する次第となりました。

HOOKSOFTでも感想投稿のイベントがありましたしね。

っと少し前置きが長くなりましたね。

拙い表現で読者にはストレスを与えるかもしれませんが、宜しければご覧になって頂ければ幸いです。

尚、本レビューは極力ネタバレは含まれないように配慮しています。
(多分大丈夫

超忙しい人向けの3行記事
今回はレビューなので無し





ゲーム情報

タイトル:思い出抱えてアイにコイ!!
ブランド:HOOKSOFT
ジャンル:幼なじみと恋をする学園恋愛ADV
発売日:2021年9月24日(金)発売
価格:10,450 円
原画:RINKS氏
シナリオ:桜城なお氏
SD原画:のいと氏
ディレクション:桜城なお氏
プロデューサー:亜佐美晶氏

ストーリーのおさらい

69_アイにコイ_ストーリー

主人公である酒匂晴輝は小学校3年の進級を目前に控えていた春休みに、両親より引っ越しする旨を告げられることとなります。

近所に住む栗山兎鞠、所沢郁、州郷千聖と仲良しグループに、隣町に住む春ノ原優菜、引っ越してきたばかりの西渓静流も加わりますが、大切な仲間と離れ離れになり、その後何年か経過し、大学受験のため再び街に戻ってきて仲間と再会するお話です。

ゲームの特徴

69_アイにコイ_特徴

本ゲームの特徴としては全員幼馴染と言う振り切ったスタイルになります。

子供時代のパートから始まり、再会後は学園生活で一緒に下校したりイベントを重ねることでヒロインとの親密度をあげていく流れです。

一緒に下校するシーンでは様々な質問項目が用意されており、一昔前の恋愛シミュレーションゲームを彷彿させるような作りになっています。

今どきと言いますか、下校後はメッセージアプリLEIN(LINEみたいなもの)を使って、更にキュンキュンするような会話があり、楽しませる仕組みが組み込まれています。

攻略キャラクターの紹介

州郷千聖(すごうちさと)
69_アイにコイ_キャラ_千聖

主人公の一つ年上で少し強気な性格で、周りの子を手のひらで転がすお姉さん系なのですが、実は不安を抱えているか弱い一面を見せる女の子です。

ヤンチャだった子供時代はトラウマになっており、普段は隠していますが、根がやはりお茶目なので、ついつい昔の言動でイタズラ仕掛けてくるところも小悪魔感があって良いですね。

割と大胆な行動をしていますが、女子力が高く、容姿端麗、スタイル抜群、そして努力家で、綺麗な女性になるためにひたむきに頑張る姿に惹かれる方も多いのでは無いでしょうか。

栗山兎鞠(くりやまとまり)
69_アイにコイ_キャラ_兎鞠

本作品のママ枠に相当するヒロインで、料理や家事が大得意。

自身が主人公のママ代理になることに喜びを感じており、世話焼きなところも相まってママ属性に弱いファンを虜にしたかと思います。

子供の頃は泣き虫で、世話の掛かる女の子でしたが、再会後はその頃の恩返しなのか主人公へひたすら世話を焼こうとして可愛い一面があります。

所沢郁(ところざわいく)
69_アイにコイ_キャラ_郁

主人公とは一つ年下の妹的な存在で、小さい頃は食いしん坊で犬の糞をかりんとうと勘違いして食べそうになったり、ぽっちゃりとした体格でしたが、ある時から運動神経にステータスを全振りした結果、スポーツ万能、スタイル抜群の女の子に変貌を遂げたヒロインです。

千聖から渡された大人気漫画の影響ですっかり王子様キャラクターになってしまい、女性からの人気は熱く、熱狂的なファンが付いていますが、主人公のことは兄のように慕って可愛い一面があります。

春ノ原優菜(はるのはらゆうな)
69_アイにコイ_キャラ_優菜

小さい頃いじめられていたのを主人公に救ってくれたこともあり、主人公のことをヒーローとして一目置いているヒロインです。

本作品の貧乳枠を担当しており、小柄な身長や、小さい頃のトラウマで男性恐怖症もあり(主人公は別)、何かと今でも困り事が多く、再会後も主人公には色々相談持ちかけて頼ってきます。

良いところのお嬢様で清楚可憐ですが、小さい頃はマイナーなカードゲームで主人公と気が合っていたり、再会後は男性恐怖症の影響か百合作品が好きだったり、中々癖のあるところもまた良いですね。

西渓静流(にしたにしずる)
69_アイにコイ_キャラ_静流

本作品のツンデレ枠で、恥ずかしがり屋で友達も居なく、主人公が引越し後の初めての友達ということもあり、再会後もその恩は覚えており主人公と仲良くしたいと思いつつも、人見知りの性格が災いしてツンツンしちゃっていて可愛いヒロインですね。

幼少期と見た目があまり変わっていませんが、とてもスタイルはよく、またツンデレ特有のドMなところがあり、金髪ツンデレ属性が好きなファンを虜にしていますね。

シナリオはどうだったか?

69_アイにコ_シナリオ

シナリオはとても良く作り込まれているように感じました。

さすがに幼馴染に全振りした作品だったので、幼少期の頃のシナリオをしっかりと作り込んでおり、タイトル通り思い出として残るような感じになっています。

誰かが不幸になるような暗い話も基本無く、比較的心穏やかにプレイできるかと思います。
(一部ヒロインのラストは賛否が分かれそうですが)

ヒロインの可愛らしさでキュンキュンすることはありますけどね。

共通パートが長い印象があるので、2回目のルートはやや面倒くさい感はありましたが、下校時の会話で変化があるので、そこで楽しめるかと思います。

また美少女ゲームにしては選択肢の数が半端無く多いので、そこでの会話の変化を楽しむのも一つの手かもしれませんね。

全体を通して綺麗な作りになっているので、私は満足でした。

グラフィックどうだったか?

69_アイにコイ_グラフィック

特に尖ったようなグラフィックではなく、よくある美少女ゲームのテイストなので多くの人が満足できるかと思います。

少し背景が残念な印象だったかもしれませんが、そこまで力を入れるポイントでは無いですし、登場キャラクターのグラフィックはきちんと書き込まれていたので問題ないかと思います。

気のせいかもしれませんが、キャラクターの表情の多彩さは割と眼を見張るものがありました。

幼少期のキャラクターはロリコンホイホイと言われるぐらい可愛く描かれている印象でした。

SDイラストは少し好みが分かれるかもしれませんね。

HOOKSOFTは多くの作品を創出し、多くのファンに支持されていることもあり、グラフィック面も私は満足しました。

ゲームの見どころは?

良かった点
キャラクターの表情、動きが豊か
69_アイにコイ_良い_表情

キャラクターの会話シーンでは口元がしっかり動いているため、本当に喋っているような感じが演出されており、目元もしっかり瞬きをしているため、よくある紙芝居系とは異なりアニメに近い印象を受けました。

目元の変化も他の美少女ゲームに比べてバリエーションが多い気がしており、ヒロインの感情の変化を感じ取ることが出来て、こちらもとても良かったです。

それだけじゃん?と思われる方もいますが、私はこういった小手先テクニックこそがゲームの品質を高めると思っているため、こういうところにも力を入れていた制作スタッフはすごいなと思いました。

可愛らしさの演出
68_アイにコイ_良い_可愛さ

HOOKSOFTと言うよりか、原画担当のRINKS氏の特徴なのですが、分かりやすいような口紅ではなく、下唇にだけうっすらとしたリップが施されているところが可愛い女の子っぽさを演出して良いと思いました。

また私服のバリエーションも他の美少女ゲームに比べて多く、また服のセンスが良いところもあり、よくファッションを勉強されている方なのかな?と思いました。

こういった女性らしいテイストで描けるスタッフがいるのはHOOKSOFTの強みかもしれませんね。

細かい演出について
69_アイにコイ_良い_演出

本作品のスタッフのすごいなと思ったのが、例えば道路に面したところを歩いている場合、バイクの音?車の音?でしょうか、そういう生活音を混ぜ込んでいる所は手が込んでいるなと思いました。

またヒロインとの下校シーンでは、キャラクターが前後に動いており、一緒に下校している感を演出していてとても良かったです。

ピロートーク
69_アイにコイ_良い_ピロートーク

本作品ではエッチ後にしっかりとピロートークのシーンがあるところは何気に良いなと思いました。

勿論、他の美少女ゲームも無いわけではなく、グラフィックも用意されている作品もあるのですが、本作品は基本必ずピロートークの場面が用意されており、速攻賢者モードに入る男性目線だけでなく女性目線も意識したのかなと思いました。

頑張って欲しかったポイント
音楽
完全に主観なので好みが分かれるポイントではありますが、音楽が少し拙い印象は受けました。

公式にも音楽担当の記載がなかったので外注?とかだったのかもしれませんが、なんだかんだで物語を盛り上げるための重要なスパイスになるので、もう少し力を入れても良いかなと思いました。

表情
またこれまた好みの問題ですが、ヒロインの膨れ顔や、ブツを口に含めるシーンの口元はもう少し可愛く描けると良いかなと思いました。

こちらに関しては、いやいやこの表情良いよ!って言う人もいるのであまり参考にはならないかもしれません。

自己主張の強い下着
本作のヒロインの下着がとてもデザイン豊かで、夜のお仕事の下着!?っていうぐらい自己主張が強い印象でした。

こちらも好みの問題かと思いますが、多分美少女ゲームではもう少しシンプルなデザインや、レースの下着ぐらいで良いかなといった印象でした。

オマケを後もう少し
本作はアフターストーリーが無く、ED後の後日談も少ないため、少し寂しい印象は受けました。

もしかしたらファンディスクでカバーするのかもしれませんが、そうだとしても立ち絵鑑賞と言ったオマケはあっても良かったかなと思いました。

総括

69_アイにコイ_総括

国語力が無いので総括と言いつつもまとめ方が分かりませんが、全体としては今年一番じゃないかと思うぐらい良い作品だったかと思います。

とにかく細部に至って演出の拘りが垣間見れて、シナリオも綺麗にまとめられており、グラフィックも問題ないかと思います。

エッチシーンの尺が個人的にはちょうど良く、こちらは賛否は分かれると思いますが、オートモードでエッチシーンに1時間2時間も掛かっていたら睡魔が襲ってきてゲームどころじゃないので、私としてはこれぐらいの尺が良いです。

幼馴染に全振りしつつも妹属性、姉属性と言ったポイントはきっちり抑えられており、ヒロインの個性をきちんと分かれていたので、特に幼馴染に拘りが無い人でも楽しめる内容かと思います。

一部ヒロインのラストはやや賛否が分かれるかと思いますが、全体感としては非常に良い作りとなっているので、迷っている方は購入されると良いかもしれません。






如何でしたでしょうか。

あまりこういうレビューは得意では無いので、お目汚ししていないか心配ですが、何か参考になれば幸いです。

HOOKSOFTと言えば、お家騒動と言いますか、ブランド発足当時は何かと社内でトラブルが多くあった印象ですが、毎年コンスタンスに作品を創出しており、社内の体制は大分整ってきたのかなと思います。

年に2本ペース(姉妹ブランドも入れると4本)は中々達成出来ているブランドは無いかと思います。

きちんとゲームで勝負しているんだなと思い、私としては好印象でした。

ご清覧ありがとうございました。


[ 2021/10/02 20:07 ] 紹介 | TB(-) | CM(0)
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