異世界転生、転移、召喚モノについて語ってみた 後編

42_タイトル4

こんばんわ
萌えログ管理人のらすくです。

前回の「異世界転生、転移、召喚モノについて語ってみた 中編」では異世界モノの作品の歴史で昭和まで紹介させていただきましたが、今回は続きの平成以降について紹介していこうと思います。


超忙しい人向けの3行記事
  • ラノベブームに乗っかる形で異世界移動モノも増えた
  • ゼロの使い魔が異世界移動モノのブームの火付け役?
  • 2015年以降は年間200タイトル以上発売している



今回平成以降と書きましたが、直近の作品までは触れないつもりでいます。
何故なら最近はもう作品数が多すぎて、どれを語ってよいか分からないので、今のブームが出来上がった途中まで語らせてもらえればなぁと思います。

平成以降は作品数が多いので、代表的な作品を並べてみました。

ラノベブーム到来

1990年は神坂一氏がスレイヤーズと言う作品を世に出したことが皮切りに、ラノベブーム(通称ラノベ)が到来します。
挿絵に萌えイラストを挟んだりするようになったのはこの時期ぐらいからでしょうか。

このライトノベルブームに乗っかる形で異世界モノの作品が急に増え始めました。
この時期になると徐々に異世界モノの作品が増え始め、年間本数も1990年は6本、1991年は9本、1992年は4本ほど登場するようになります。

NG騎士ラムネ&40シリーズ
42_NG騎士ラムネ

当時はあまり人気が伸びず、当初4クール放映予定が3クールに短縮されて終了しましたが、比較的面白い作品だったと思うんですよね・・・

ストーリーはゲーム大好きな熱血小学生の馬場ラムネが1個10円という大安売りのゲームを購入し、クリア後にテレビからゲーム売りの女の子が現れ、「あなたは勇者ラムネス」だと言いながら、ラムネを別世界に連れていくというお話ですね。

後に新作として1996年に「VS騎士ラムネ&40炎」が制作されましたね。


第一次異世界ブーム到来(1993年~2003年)

この時期から徐々に異世界に移動する物語にそこまで物珍しさを感じなくなる時期になりますね。

異世界に移動する作品も1993年は6本、1994年は1本、1995年は2本、1996年は4本、1997年は2本、1998年は2本、1999年は3本、2000年は5本、2001年は3本、2002年3本、2003年は3本と引き続き毎年コンスタンスに出ていますが、徐々に人気が出る作品を目にするようになります。

MAZE☆爆熱時空
42_MAZE☆爆熱時空

あかほりさとるによるライトノベルシリーズの「MAZE☆爆熱時空」ですね。

ストーリーは悪夢にうなされて目を覚ますと見知らぬ異世界に飛ばされた少女の物語ですね。


聖剣エクスカリバー
42_聖剣エクスカリバー

「召喚」モノとしては2作目にあたる「聖剣エクスカリバー」ですね。

交通事故にあって中世ブリテンへ転生してしまった高校生の水木麻夫が、伝説の聖剣エクスカリバーを抜いてしまうお話ですね。

天空のエスカフローネ
42_天空のエスカフローネ

ロボットアニメに少女漫画の要素を足したような作品の「天空のエスカフローネ」です。
ストーリーは占い好きの高校1年生の神崎ひとみは突然地球から異世界ガイアに飛ばされてしまう物語ですね。

ふしぎ遊戯
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これは良い作品でしたねぇ・・・

渡瀬悠宇氏による少女漫画ですね。

高校受験を間近に控えた中学3年生の夕城美朱と親友の本郷唯は「読み終えた者は主人公と同様の力を得、望みがかなう。」という序文に釣られて、図書館の立入禁止区域で見つけた四神天地書という書物を開いて、中に吸い込まれてしまう物語ですね。

少女漫画でしたがまぁ色々セクシーショットが多く、殿方にも大変人気でしたね。

第二次異世界ブーム到来(2004年~2010年)

2003年に「小説家になろう」という株式会社ヒナプロジェクトが提供する小説投稿サイトがきっかけとなり、ライトノベルの書き手のブームが起こります。

そして一時は異世界ブームに落ち着きを見せかけていたところに、ゼロの使い魔が発売されたことにより、再び異世界ブームが起こります。
2004年6本、2005年4本、2006年7本、2007年10本、2008年13本、2009年13本、2010年10本と徐々に異世界に移動する作品が登場してきます。

ゼロの使い魔の二次創作SSから派生する形で「なろう異世界ファンタジー」も増えてきましたね。

しかし、異世界移動モノジャンルは良くも悪くも急増し、同時に面白くないものも多く量産されるきっかけになったかと思います。

ゼロの使い魔
42_ゼロの使い魔

平凡な高校生・平賀才人がある日突然、異世界ハルケギニアに召喚されてしまうお話ですね。
アニメは4期まで放映され、大変人気が出ましたね。
本作品は後に異世界移動モノのブームの火付け役的な存在だと思っております。

これはゾンビですか?
42_これはゾンビですか?

高校生の相川歩が鎧をまとった不思議な少女・ユーに出会い、後に怒る冊事件に巻き込まれ、ゾンビとして蘇るお話ですね。
これだけ聞くと「あれ?異世界に移動しないのでは?」と思いますが、こちらは正確には魔装少女ハルナちゃんが魔法の世界から現代社会に移動してくる逆パターンになりますね。

織田信奈の野望
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現代の日本に暮らす男子高校生・相良良晴がある日突然、戦国時代の濃尾平野に飛ばされてしまうというお話。
これだけ聞くとただのタイムスリップなのでは?っと思いますが、この世界の戦国時代の武将たちは軒並み男ではなく美少女となっており、違う世界線という事で取り上げさせてもらいました。

第三次異世界ブーム到来(2011年~)

ここからは完全にバブルです。

2011年30本、2012年35本、2013年70本、2014年127本、2015年218本ともう2016年以降は数えることを辞めました。

恐らく全部把握している人は居ないですよね?

しかし、人気のあるジャンルのため、対して面白くない作品も取り敢えず出してしまえ!当たればラッキー!的な感じで量産されていったかと思います。

2016年以降は数が多いので、2015年ぐらいまで紹介しようと思います。

はたらく魔王さま!
42_はたらく魔王様

魔王サタンとその腹心悪魔大元帥アルシエルと、それを打ち取るべく登場した女勇者エミリアとの戦いで、追い詰められた魔王が異世界へ移動する際勇者も追いかけ、行き着いた世界が現代社会というお話。
こちらも異世界から現代社会に移動する逆パターンになりますね。

ノーゲーム・ノーライフ
42_ノーゲーム・ノーライフ

「全てがゲームで決まる」という異世界に召喚された天才ゲーマー兄妹が一癖も二癖もあるゲームに挑む物語ですね。
本作品はライトノベルブームでブームの真っ只中で「俺妹」や「SAO」と共に注目されたライトノベルの一つになりますね。

盾の勇者の成り上がり
42_盾の勇者

図書館で四勇者について書かれた本を手にとった大学生の岩谷尚文が、盾の勇者として異世界に召喚されるお話。
ジャンルとしては比較的少ない「召喚」のテーマの作品ですね。
中々人間不信になりかねない冒頭でしたよね・・・

この素晴らしい世界に祝福を!
42_この素晴らしき世界

不慮の事故で命を落とした高校生の佐藤和真は、天界で女神アクアに異世界への転移を持ちかけられ、アクア自身を指定して転移に巻き込んじゃうお話。
こちらは若い方に大変人気が高い作品になりますね。
42_めぐみん

めぐみんかわいい!

無職転生 異世界行ったら本気だす
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現代日本に暮らす20年近く引きこもる34歳無職の主人公は、親が死去したのに伴い兄弟に見限られて家を追い出され、家を出た後、トラックに轢かれかけた高校生3人を助けようとして事故死してしまい、目を覚ますと剣と魔法がある異世界の住人の赤ん坊として生まれ変わるお話。
この世界の男は往々にして女癖悪いですよね。

Re:ゼロから始める異世界生活
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コンビニ帰りに突如、異世界に召喚された引きこもり高校生の少年ナツキ・スバルは、早々に命の危機に美馬アレルが、サテラと名乗るハーフエルフの銀髪少女に恩返しをするため、スバルは彼女の物探しに協力するお話。
2020年3月時点でシリーズ累計発行部数は700万部を突破している化け物作品ですね。

転生したらスライムだった件
42_転生スラ

なろう系小説がベースになっていて、通り魔に刺されて死んだ三上悟は、異世界の洞窟でスライムとして転生するお話。
この頃から転生先が必ずしも人間じゃないケース徐々に増えてきましたよね。

ありふれた職業で世界最強
42_ありふれた

いじめられっ子のオタクである高校生、南雲ハジメはクラスメイトと共に異世界トータスへと召喚されるお話。
ふとしたきっかけでハジメだけ大迷宮の深くに落ちてしまい、そこで必死にもがき強くなっていきましたよね。
主人公の雰囲気変わりすぎ!



如何でしたでしょうか。

今となっては鉄板ジャンルとなった異世界への転移、転生、召喚モノの定義や売れる理由、そして歴史について振り返ってみました。

今後もこのジャンルが続くかどうかで言うと、恐らく近い将来バブルが弾けると思っています。

と言うよりか既にその兆候が見られると言いますか、どの作品も長い煽ったタイトルが散見されるようになっており、何とかしてまず最初に読んでもらって知ってもらおうとしている感がひしひしと伝わってきます。

このジャンルは長い間培ってきた歴史があるため、無くなることは無いとは思いますが、これ一本のジャンルで突き進んできている作者は、新たな道を開拓しておかないと恐らく将来食いっぱぐれることになると思っています。

また、多くの作品で時々見受けられるのが、安直さがストーリー展開や雑な設定が時折残念に思っています。

これからこの業界に入っていく方に伝えたいことがあります。

物語作りと言うのは大変道の険しいものです。

多くの本を読み、知見を貯め、足を使って現場を見て、視野の広い作品を生むために、日々努力して、新たな世界観を生み出していただければ幸いです。
(インターネットで得た知識だけで満足しないでくださいね)

珍しくあとがきが長くなっちゃいましたね。

また偉そうな事を語ってしまって申し訳有りません。

当然だな!っと思われた方は多分ちゃんと出来ている人なので安心してください。
もし、イラッとされた方や納得がいっていない方が居ましたら、申し訳有りません。

ご清覧ありがとうございました。





[ 2021/03/28 17:00 ] 雑学 | TB(-) | CM(0)
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