第2話 アニメのヒロインの歴史 吐故納新の時代(1990年代)

27_アスカ

こんばんわ
萌えログ管理人のらすくです。

なんとか2話に繋ぐことができましたね。
いつもちゃんと書ききれるか不安で一杯のらすくです。

今回は1990年代で、アニメがオタク産業で大きな経済効果を生み始めた頃の時代ですね。

映像媒体もビデオテープから、レーザーディスクも増え始め、音楽媒体もカセットテープからCD、MDが増え始めた時期になります。

前回に引き続きアニメ、漫画、ゲームで注目されるヒロインがそれぞれ異なってくるので、あくまでもアニメの方に絞らせてください。


超忙しい人向けの3行記事
  • 皆が常に新しいものを求めて流行に敏感であった
  • 様々なタイプのヒロインが登場
  • 林原めぐみ無双




さて今回の、1990年代のアニメのヒロイン紹介ですが、この頃のアニメは徐々に「萌え」が意識され始めた時期で、高橋留美子さんの作品の影響を受け、可愛い女の子をテーマにした作品がどんどん世に創出され始めた時代かと思います。

そして、この時期から徐々に声優にスポットが当たり始め、声優の顔出しや、シングル・アルバムを出してオリコン入りを果たしたり、また1994年には声優グランプリが創刊され始めました。

この時期活躍していた女性声優と言えば、活発な子であれば林原めぐみさん、日髙のり子さん、可憐な女性であれば井上喜久子さん、皆口裕子さん、お姉さん系であれば鶴ひろみさん、高山みなみさん、幼女であれば丹下桜さん、かないみかさん、可愛い女の子であれば横山智佐さん、國府田マリ子さんあたりがレジェンドでは無いでしょうか。

前置きが大分長くなりましたが、早速この時代のヒロインについて紹介していきたいと思います。

元気一杯強い女性

ナディア(ふしぎの海のナディア)

27_ナディア

こちらは1990年にNHKで放映されていたアニメですね。

発明好きのジャンと、褐色肌のナディアと、ナディアが持つ不思議な宝石ブルーウォーターを巡って様々な冒険をする物語ですね。

このアニメはとても深い物語で、恐らくは多くの人がトラウマになったであろうフェイトが毒ガスの部屋に閉じ込められていた際、必死で助けようとするジャンに対して「良いんだよ。俺に付き合っていたら君まで死んでしまう」と冷静に諭していくが、いざ死の直前で「嫌だー!俺はまだ死にたくない!」と生きようとする本能からパニックになっていく様は死生観を考えさせられる作品でした。
27_ナディアトラウマシーン

大分話は反れましたが、本作品に登場するナディアは褐色肌の元気で可愛い女の子でとても人気でした。
ですが、後半に連れて我の強さが目立つようになり、人に寄っては性格がきつい・・・と評されることもありましたね。

早乙女らんま(らんま1/2)

27_乱馬女

敢えて平仮名の「らんま」にしています。

分かる人は分かると思いますが、アニメではクレジットで声優などを紹介する際、男と女で区別する際に、男の方を「乱馬」女の方を「らんま」と表記されていたんですよね。
これはゲームにも採用されていました。

本作品はもう言わずもがなといった感じですが、高橋留美子さんの三作目に当たる、水を被ると女の子になり、お湯を被ると男の子になる現代の男の娘に通じるアニメですね。
27_らんま_セクシーシーン

高橋留美子氏は本作品を生み出す際、水を被ると女の子になるところまではすぐにアイデアとして出たのですが、元に戻る方法をちょっと悩んだそうです。

と、またまた話が反れましたが、やはり女らんまの魅力は林原めぐみさんの声と、当時ゴールデンタイムにも関わらず乳を露にしていたので、セクシーなボディで世の殿方を魅了しておりましたね。

リナ=インバース

27_リナ

ライトノベルの先駆けとも言えるスレイヤーズに登場する「リナ=インバース」

本作品はヨーロッパを基調とした、ドラゴン、エルフ、ゴブリンが存在する典型的なファンタジーの世界で、「黄昏よりも暗き存在、血の流れよりも赤き存在」とか「闇よりもなお暗き存在、夜よりもなお深き存在」とか詠唱を覚えた人も多いのではないでしょうか。
27_リナ_ギガスレイブ

昨今のライトノベルの世界観のベースになりましたよね。

そんなスレイヤーズの主人公かつヒロインの「リナ=インバース」は豪放磊落な性格で、「悪人に人権はない」をモットーとし、盗賊のアジトを襲撃しては路銀を稼ぐなど、型破りな性格だけど、仲間に対して筋を通すなど、80年代に見られた「強い女性」とはまたちょっとベクトルの異なる「我が道を行く」タイプの女性では無いでしょうか。

おっとり世話焼き女性

水野亜美(セーラームーン)

27_水野亜美

こちらは少女漫画で超有名なセーラームーンに登場するキャラクターです。
主人公の「月野うさぎ」よりも人気のあるキャラクターでした。

本来女の子向けの作品が、想定外の男性にも人気が出てしまった作品ですね。

勿論「月野うさぎ」も人気あったのですが、女性受けは良い物の、男性受けはあまりしなかったようですね。
27_月野うさぎ

この水野亜美は原作とやや性格は異なっており、おっとりした天然ボケの性格で、まじめな性格から他人と少しずれた一面がありましたね。
(ちなみに原作はクールで辛口な性格であり、天然ボケも無かったです)

そういえばセーラームーンの作者は後に同人をきっかけにハンターハンターの作者である、冨樫義博さんとゴールインしていましたね。

ベルダンディー(ああっ女神さまっ)

27_ベルダンディー

藤島康介さんが手掛ける月刊アフタヌーンで連載されていた「ああっ女神さまっ」に出て来るヒロインかつ女神の「ベルダンディー」。

本作品はこれでもかって言うぐらい女性受けはしない作品でしたね。

もう男の子のための作品・・・!っといった感じでしたが、やはりベルダンディーのおっとりとした性格、小顔でスタイルも良く、天然ボケな彼女に魅了された殿方も多いのでは無いでしょうか。

声優の井上喜久子さんの柔らかボイスも素敵でしたよね。

あと妹のスクルドもとっても可愛かったです。
27_スクルド


シャオリン(まもって守護月天!)

27_シャオリン

月刊少年ガンガンで連載されていた、「まもって守護月天!」に登場するシャオリンこと守護月天小璘。

大人の事情で連載中断になったり、何かと苦労の多い作品ですね。

中国に旅している父親から手紙と一緒に送られてきた七転輪から現れた、不幸から主を守る精霊シャオリンと同居する物語です。

その後次々と女の子が登場するんですが、いわゆるハーレム作品の一つでしょうか。
27_守護月天2

ヒロインのシャオリンは温厚で優しく、料理が上手で、大変男性受けしたヒロインでしたね。

そういえば、この作品DVD、Bru-ray化するのに大分時間を要していた気がします。

寡黙でクールな女性

ホシノ・ルリ(機動戦艦ナデシコ)

27_ホシノルリ

機動戦艦ナデシコに登場してくる「ホシノ・ルリ」というキャラクターですね。

80年代から続くSFロボットアニメのジャンルですが、ラブコメ要素を取り入れているのが特徴ですね。

とは言えSF要素が疎かになっているわけでは無く、割としっかりした作りになっています。

同時期に「新世紀エヴァンゲリオン」があったため、度々比較対象にされますが、そんな中、逞しく輝いた作品だったのではないでしょうか。

そんなナデシコに登場する「ホシノ・ルリ」は「バカばっか」が口癖で、ジャンクフードが大好きな女の子。

抑揚がない喋り方で寡黙なタイプですが、ボケツッコミもこなし、他の登場キャラクターとも仲良くしていましたね。
27_ホシノルリ2


綾波レイ(新世紀エヴァンゲリオン)

27_綾波レイ3

もうこの作品は知らない人は居ないでしょう…

取り上げるのアスカの方じゃないの!?って思われる方もいると思います。

結構悩みました。

なので素直にアニメディアの人気投票で順位が高かった方の綾波レイの方を挙げさせていただきました。

もう説明は不要かと思いますが、感情を表に出さないクールで寡黙な女の子で、徐々に自我ともいえるものが芽生えていくところは見所ありましたよね。
27_綾波レイ4

綾波レイの声優を担当したのは林原めぐみさんなのですが、今までずっと活発な女性を演じていた中の、綾波レイなので、当時驚いた方も多かったのでは無いでしょうか?

でも持ち前の演技力の高さもあり、名探偵コナンの作者の青山剛昌の弟が希望したことにより、灰原哀役にキャスティングされていましたね。

その他

木之本桜

27_木之本桜

もうこのキャラを挙げないわけにはいけません。

「カードキャプターさくら」に登場する「木之本桜」。

この作品はオタクを量産したと言われており、ヒロインの「木之本桜」はロリコンホイホイの如く数多くのロリコンを製造する事となりました。

小さな女の子向けの作品だったのですが、良くも悪くも大きなお友達が沢山できましたね。

声優の丹下桜さんが何と言ってもロリ声で当時のオタク達をひたすら魅了していきましたよね。

「はにゃーん」「ほえ~」が口癖絵で、優しい性格で、友達の相談に乗ったり、でも時として相棒のケロちゃんには感情的になったり、そんな彼女に惚れ込んでいた殿方も多かったのでは無いでしょうか。
27_木之本桜2



如何でしたでしょうか。

80年代と比べて90年代は視聴者の目も肥えて行き、アニメに対する想いが貪欲に出ており、より斬新さを求められていたように思います。

その為、80年代の頃に見られた複数年ずっと人気を維持するヒロインは減り、新しい作品が出ると人気がそこに移り変わっていったように思えます。

そういったこともあり、この時代を吐故納新の時代と呼んでみました。

この時期の特徴は「元気一杯の女の子」「おっとりし、世話焼きな一途な女の子」「クールで寡黙な少しミステリアスな女の子」の3つのタイプに分けられるのではないかと思います。

これはアニメを見る年齢層が広がったことによる、様々な価値観、好みの人が増えた事を意味しているのでは無いかと思っています。

そしてこの時期は林原めぐみ無双の時代でしたね。
声優ブーム到来により、声優さんにスポットが辺り、この声優さんが出ているから見てみるといった現象も起こってきた時代ではないでしょうか。


次回予告
次回はギャルゲーの効果も相まってヒロインのテンプレートが出来上がりましたが、ただ可愛いだけのヒロインがいるだけではブームにならず、作品の質が求められるようになり、人気作品(キラータイトル)に引きづられてキャラの人気が出ていく「付和雷同の時代」の時代についてお届けしようと思います。

・吐故納新の時代(1990年代)
付和雷同の時代(2000年代) ★次の記事はコチラ

ご清覧ありがとうございました。



[ 2021/01/02 19:12 ] アニメ | TB(-) | CM(0)
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