こんばんわ
萌えログ管理人のらすくです。
皆様、メイドさんはお好きですか?
筆者は大好きです。
今回はみんな大好きメイドさんに関する記事になります。
テーマとしては巨大なため、語ることが沢山ありそうだったのですが、意外と書いてみるとそこまで大きくならず、恐らくデカすぎるテーマ故に、かえって大枠の概要しか語れずに短くなったのかもしれません。
そのため、もう少し深掘りした記事はいずれ書きたいなと思います。
尚、今回はメイドキャラクターについては深くは触れません。
(あまりにも沢山いるので…)
超忙しい人向けの3行記事
・メイドが流行りだしたのは1990年代後半
・メイドブームの火付け役はエロゲー
・メイドと男の娘の相性は良い
メイドとは
メイドとは主に家庭内で清掃、洗濯、炊事といった家事労働全般を行う女性の使用人のことを指します。
日本語だと「家政婦」「女中」が近しい言葉になるかと思います。
近しいと言うのは、正確にはメイドは西洋文化のため、日本に相当する言葉が無いというのが正しいかと思います。
現代の日本だと家事労働のプロフェッショナルと認められる資格として、「家政士」というものが存在します。
ちなみにメイドの男性の場合は「ボーイ」と呼ばれています。
メイドの歴史
19世紀後半のイギリスのヴィクトリア朝時代では、使用人を雇うことは一種のステータスでありました。
しかし、男性の使用人(執事)の人件費が高騰し、また工業化に伴い男性労働者が製造業に従事するようになってから、女性の使用人としてメイドが急増した経緯があります。
日本におけるメイドは主に戦前の時代で、農家出身の娘が貴族・士族・豪商などの裕福な家庭に住み込みで方向に出る習慣が存在しておりました。
「女中」「お手伝いさん」と呼ばれており、主に家事、清掃、買い物、育児、介護など多岐に渡りますが、決して待遇は悪くなく、嫁入り先まで保証される上に、嫁入りに掛かる費用や道具を雇用主が負担しているケースがありました。
オタク界隈でのメイド
様々な前置きがありましたが、勿論、当ブログではそんな一般的なメイドの知識を語る場ではなく、サブカルチャーとしてのメイドについて紹介したいと思います。
漫画、アニメ、ゲームに置ける「メイド」は「萌え」の一種として度々取り扱われます。
一般的なメイドはエプロンドレス、いわゆるメイド服を着用しており、丁寧な言葉づかいと、主人に従順なキャラクターとして登場します。
主人の呼び方も男性であれば「ご主人さま」「旦那様」、女性であれば「お嬢様」、特に性別関係なければ「(雇い主の名前)様」というのが一般的でしょうか。
最近はあまり聞かなくなりましたが、「メイド萌え~」なんて呼ばれていたりしましたよね。
いつからメイドが流行りだした?
「メイド」が流行りだしたのは1990年代後半と言われています。
発端は1990年代初頭のエロゲーがブームの火付け役だと思っています。
1990年に発売した「闘神都市」には既にメイドさんが登場しており、攻略対象のキャラクターでした。
1993年には「禁断の血族」と言う、いわゆる「館モノ」と呼ばれる作品が登場し、こういった物語にはメイドは必要不可欠であるため、一般的にメイドの存在を認識するようになります。
1996年には「殻の中の小鳥」と言うゲームが発売し、本作が「メイド」を主軸とした作品になっております。
恐らくは本作がきっかけで、現代まで続くメイドブームの火付け役になったと言われています。
以降は一般作品として、1998年に「まほろまてぃっく」や1999年に「花右京メイド隊」と言った作品が世に誕生し始めました。
2001年3月には「Cure Maid Café」と呼ばれる世界初となるメイド喫茶が、秋葉原で誕生しました。
メイドカフェとは
現在は全国各地に多数存在するのですが、メイドになりきった店員が、客を主人に見立てて給仕などのサービスを行う喫茶空間になります。
前身となるものは1999年7月にゲーマーズスクエア店にて、期間限定で開店した「Piaキャロットへようこそ!!」をモチーフとした「Piaキャロレストラン」になります。
いわゆる「コスプレ喫茶」ですね。
その後も様々なコスプレ喫茶を展開し、2001年3月に世界初となるメイド喫茶が秋葉原に誕生しました。
現在ではメイドとは異なるモチーフをコンセプトとしたカフェとして、コンセプトカフェと呼ぶようにし、メイド喫茶とはジャンル分けされている状態になります。
キャバクラとメイドカフェの違い
風営法などの法的な側面はさておきとして、キャバクラとメイドカフェの客層が全然異なっています。
勿論オタクが趣味であるか否かの違いはあるかと思いますが、一番の違いは「お店に対して何を求めているか?」だと思います。
キャバクラは露出の高い服装を来た女性が、男性の横に座り、お酒を共にした会話がサービスの主体になっています。
話が盛り上がるように努力し、男性客を持ち上げていく、いわゆる男性の「支配欲」をくすぐるものになります。
一方メイドカフェは親しみやすい服装で、お店によりけりですがフランクに話しかけてくるなど、気負わなくて良い「親和性」を重要視されています。
また呼び方も「ご主人さま」や「お兄ちゃん」など、非現実的な空間に誘ってくれるため、普段味わえない漫画やアニメの世界を体験できる所が大きな違いかと思います。
まぁ筆者はメイドカフェに行ったこと無いんですけどね。
メイドの進化系
見た目が幼い、いわゆるロリのメイドのことをロリメイドと呼んだいたりします。
また銃や刀を所持したり、鎧や兵器などで武装したメイドのことを武装メイド(または戦うメイドさん)と呼びます。
「セーラー服と機関銃」のように、敢えてミスマッチさせた組み合わせも多くの作品に登場していたりします。
普段のメイドの業務外として、最前線で主を守るナイトのような立ち振舞であったり、諜報活動するなど多岐に渡ります。
その他にも兵器として作られたメイドをメイドロボなんて呼んだりしますね。
メイドと男の娘
メイドと男の娘の親和性は実は非常に高いものがあります。
男の娘は言わずもがなですが、性別としては「男」になります。
そのため女性のように、肌を露出してプロポーションを軸としたアピールが難しい側面があります。
まぁ勿論貧乳好きの人にとっては、敢えてまな板の様子を見たいという方もいるかと思いますが…
そういった事もあり、体型を気にしないメイド服のように可愛らしい服装を主軸としたメイドと、男の娘は相性が非常に良いものがあります。
様々な男の娘作品では、ほぼ確実にメイド服を着るイベントが用意されているかと思います。
2009年には男の娘ブームとメイドカフェブームの相乗効果から、初の男の娘メイドカフェが秋葉原に誕生しました。
メイドは男子の理想
漫画やアニメに出てくるメイドは、容姿端麗、家事全般プロ級、そして「身も心も捧げて尽くします」と言ったキャラクターが多く、これは世の男性人はメロメロになって仕方ないと思います。
女性の方は「執事」に置き換えてもらえれば想像に難くないと思います。
基本的に男性の本質は子供であり、世話をしてくる女性にキュンキュンする傾向があります。
最近ママキャラが人気が出ることがありますが、ここも母性に満ち溢れた女性に惹かれた結果かと思います。
メイドの人気はかなり高く、どんな作品にもメイドの衣装を着ると言ったイベントが用意されていることが多いです。
1990年代後半にブームになって以降、20年以上経っても廃れることがないメイドさんは、恐らくは今後も安定したコンテンツとして続くのではないでしょうか。
如何でしたでしょうか?
そういえば5月10日がメイドの日と呼ばれている理由は、5月(May)と10日(ド)から来ているそうですよ。
皆様が好きなメイドキャラクターはなんですか?
良かったらコメント欄もしくは、Twitterのりプ欄で教えて下さいね。
ご清覧ありがとうございました。