こんばんわ
萌えログ管理人のらすくです。
皆様アニメライフは楽しんでいますでしょうか?
2023年春アニメも中盤に差し掛かりましたね。
今回は今期アニメの傾向や、中盤まで見てイチオシの作品について紹介したいと思います。
超忙しい人向けの3行記事
・神作画が多い
・異世界が相変わらず多い
・私の百合はお仕事ですがオススメ
今期は神作画が多い
ちょっとびっくりしたのが今期神作画がめちゃくちゃ多いです。
「転生貴族の異世界冒険録〜自重を知らない神々の使徒〜」、「異世界でチート能力を手にした俺は、現実世界をも無双する ~レベルアップは人生を変えた~」、「神無き世界のカミサマ活動」と言った異世界転生系(正確にはカミカツは異なるが)を中心にとにかく作画が凄いです。
そしてそんな中、江戸前エルフに至っては、力強いタッチと色彩がハッキリしていてアニメ制作会社の熱い気持ちを感じました。
タイトルに「異世界」と付くのが多い
多分作品数的には異世界転生系の作品は前期と変わらないと思うんですが、今期はタイトル名の頭に「異世界」と付くものが多いので、尚更多く感じてしまいます。
これだけ「異世界~」的なタイトルの作品が多いと、設定や世界観、はたまたストーリーまでゴッチャになってしまい、視聴中に混乱を来すことがありますよね…
そろそろこのブームは落ち着いて欲しいところですかね。
ギャグ作品が意外と多い
「神無き世界のカミサマ活動」や「勇者が死んだ!」とかは全力で笑わせに来る作品がポツポツと見られました。
どちらも異世界転生系なのですが、やはり王道だと膨大な異世界転生系の作品の中に埋もれてしまうので、少しトリッキーな路線で攻めるのが昨今の流れでしょうか。
コロナ延期で前期の作品も多数含まれる
2023年冬アニメはコロナの影響でかなりの作品が延期になったかと思います。
その為、4月に入っても2023年冬アニメが一部放映中の状態でしたよね。
そんな中「久保さんは僕を許さない」に至っては、開き直って2023年春アニメのような形で仕切り直しをしている作品もありました。
「魔王学院の不適合者」は2023年夏アニメのタイミングでしたね。
原作改変で好感触
今期のアニメでも原作から大きく改変した作品が多々見られました。
「アイドルマスター シンデレラガールズ U149」や「ヴィンランド・サガ」(こちらは前期からの引き続きですが)の2作品は原作からややシチュエーションや、セリフの言い回しが改変されていましたが、「ヴィンランド・サガ」に至っては、作者が絶賛するほど良改変がされましたね
そんな中で「神無き世界のカミサマ活動」では、後にTSで女の子になってしまうベルトランの衣装が原作と著しく異なっており、多くの視聴者で話題になりました。
衣装の改変と言ったストーリーの主導線には影響を及ぼさない形で、全力で笑わせてくるところはアニメ制作会社の思い切った狙いを感じましたが、概ね視聴者からは好感触な反響が伺えました。
今季イチオシアニメ
半分まで視聴した所で、今期筆者がオススメするイチオシ作品を紹介したいと思います。
僕の心のヤバイやつ
概要
本作の概要は、東京都目黒区洗足を舞台に、陰キャの中二病少年・市川京太郎と陽キャの美少女・山田杏奈の2人が織り成す恋模様を描いたラブコメディになります。
原作では作中に度々過激な描写が多く、アニメ化前から期待されていた作品になります。
どうだった?
本作品は物語としての面白さもあるんですが、Twitter上での作者の反応も大変面白くて話題になりました。
1話放送時は主人公がヒロインの山田に対して、過激な妄想を繰り広げている際に、作者の桜井のりお氏が説明として「要約:山田の屍体を想像してシコっています」などとツイートして、ファンからは「放送中にとんでもないこと言いやがった」などと、盛大に突っ込まれていました。
しかもその後に主人公が山田が出ている雑誌を購入した後に、「もったいないんで一回使って捨てよ」と発言したシーンでは、これにたいしても桜井のりお氏は「注:使ったけど捨てていません」とまたぶっ飛んだツイートをして、これまたファンからは「副音声解説好き」などと盛大に突っ込まれていました。
ちなみに作者は女性なんですよね(笑
更には本作品のアニメ化をきっかけに重版が決定した際、POPを作成している最中、何故か「チンポバトル」を選んでしまうという珍事が発生してしまいました。
(チンポだけに・・・)
これには作者も記憶にないとのことですが、これを見た海外ニキが「This manga is about dick fighting」(この漫画はチンポバトルです)と引用RTをしておりましたね。
他にも3話では男子中学生が「オナニー」発言をすると、桜井のりお氏も「オナニーって言った!」と反応したり、
「セックス」と言ったシーンでも「セックスって言った!」と言うなど話題のことを欠きません。
更には女子同士が抱き合っているシーンでは「座位っぽくね?」など中々の全力疾走感でした。
これにもファンからは総ツッコミが入っていましたね(笑
このように作者の暴走感が更にこの作品を際立たせて大変良きです。
私の百合はお仕事です
概要
本作の概要は、お嬢様学校(ミッションスクール)を模した「カフェ・リーベ女学園」を舞台に繰り広げられる恋愛模様を描いた作品になります。
どうだった?
タイトルからすると百合アニメだと思って、原作は呼んでいない勢ですが、胸をドキドキさせながら見始めました。
前期「転生王女と天才令嬢の魔法革命」で筆者の中で百合ブームが再来していたので、期待の高まる一品でした。
ところがどっこい、3話辺りから雲行きが怪しくなり、中々エグい感じの展開になってきました。
このエグい展開と言うのは、決してマイナスイメージではなくて、面白い展開と言う解釈をしてもらえると助かるのですが、とは言えキャッキャウフフ的な甘い百合展開を期待していると、意外とギスギス展開で見事なカウンターパンチを食らってしまいます。
百合アニメとしては中々独特な切り口なのですが、楽しめる作品になっています。
登場人物が全員表裏ハッキリ分かれている
本作のキャラクターは登場人物ほぼ全員表裏がハッキリ分かれている所が面白いポイントなんですよね。
本音と建前を使い分けるというか、お仕事として百合関係を見せていくと「建前」と、実際に内に秘めた「本音」のギャップがあまりにもかけ離れているのが、これまた面白さを際立たせています。
主人公の陽芽ちゃんは、「常に誰からも愛される自分」を演じており、それ以外のことに関しては適当であったり、お姉さまキャラの綾小路美月ちゃんはカフェで働いているときは魅力的なお姉さまを演じているのですが、裏側は陽芽ちゃんに対してパワハラを仕掛けてくるキャラクターであったり、それがまた面白いんですよね。
小倉唯さんが可愛すぎる
本作ヒロインのCVを担当している小倉唯さんは、実は本作のオープニング曲とエンディング曲を担当しているのですが、とにかく歌声が可愛いです。
作詞も自身で担当しており、PVの振り付けもまたすっごい可愛いんですよね。
江戸前エルフ
概要
本作の概要は、月島で江戸時代から400年以上続く「高耳神社」を舞台に、異世界から召喚されご神体として祀られてきたエルフと、その巫女としての役割を引き継いだ女子高生による日常コメディが描かれる作品になります。
どうだった?
本作品は完全にノーマークだったのですが、1話から中々の衝撃を受けました。
半端無い神作画
1話からとにかく半端無い神作画です。
しっかりとした線画に、特徴ある濃い色使いはインパクトある雰囲気を出していました。
まぁ元々アクションシーンが多くなく、静止画にキャラ同士の掛け合いが多いからこそ成せる技なのかもしれませんが、今季のアニメの中でもトップ集団にいる作画でした。
めちゃくちゃ面白い
このアニメは最初から最後まで笑顔でいられるそんな作品ですね。
中でもエルダの年齢を活かした封建時代の日本とその文化など、ちょっとした歴史の授業をするところは海外のアニメファンからの大変好評でした。
江戸時代の歴史の授業とかはめちゃくちゃ興味深いですよね。
江戸時代にメッセージの伝達方法や、ファッション禁止令をどのように回避したかなど、作品を通じて歴史を学べてしまいます。
日本の歴史を学べるという点ではゴールデンカムイと同じような感じでしょうか。
二人の掛け合いが絶妙なバランス感
エルダと小糸の関係性が兎に角絶妙なバランスで終始楽しませてくれます。
ちょっと百合っぽい展開を交えつつ、コメディ要素満載ってところでしょうか。
精霊を使い、頻繁に小糸に連絡する所とかめっちゃ楽しいですよね。
5話ではエルダが小糸の先祖と過ごした懐かしい日々に思いを馳せながら、小糸には「余り急いで大人にならないでくれよ」と願うシーンなど、エルダの繊細な一面が垣間見える良きシーンでした。
きっとエルダが引き込もるようになった理由として、時間が流れる中で彼女をお世話する巫女達など、身近な人達が去っていくのを見てきているから、悲しみを感じているのでしょうね。
推しの子
概要
本作の概要は、主人公の青年が死後に前世の記憶を持ったまま、推していたアイドルの子供に生まれ変わる「転生もの」の作品になります。
ファンタジー設定でありながら、サスペンス要素や現代社会を投影した展開、芸能界の闇へ切り込むといった内容です。
どうだった?
第1話を劇場化すると微妙になるというジンクスは、今のところ払拭したのではないかと思っています。
キャラデザは好みが分かれる意見をたまに散見しますが、かなり多くの方が気に入っている印象を受けます。
中には今期のアニメは推しの子だけ見ているっという人もいました。
本作は作品の質だけでなく、色々な所でネタにされることもあり、そのネタが更に推しの子の知名度を上げていたりします。
いくつかそういったネタを紹介したいと思います。
公式が重曹ちゃんいじりが半端無い
2話を放送後に重曹ちゃんことかなちゃんが、高速で舌を回転させながらルンバの如く這い回る狂ったシーンが話題となり、「重曹ちゃん」がトレンド入りし、更に公式にて「重曹を舐める天才子役」と称して重曹ちゃんルンバなる動画を投稿したことにより、ファンからめちゃくちゃ突っ込まれていましたね。
ただ公式の重曹ちゃん弄りは今に始まったわけではなく、過去にエイプリルフールの時に、「重曹」のイメージガールに就任というネタが投稿されたのですが、後日公式から本当にコラボ商品が発売されるという出来事が話題になりました。
その後のミーム素材がどんどん投稿されていき、その度に公式におもちゃにされているとファンからは突っ込まれていました。
アニソンがゲッターだのトリコだの言われている
推しの子の魅力の一つである、オープニング曲ですが、これがまた大変人気で、先日公式では4000万回再生を突破したことが話題になっておりました。
これは各ニュース記事にも取り上げられていたので知っている方は知っているのではないでしょうか。
一方で奇妙な現象が発生しており、とある方が20年以上前に放送された、「真ゲッターロボ対ネオゲッターロボ」のOPアニメと、推しの子のOPアニメを繋げた動画を投稿されました。
その動画は瞬く間に広がり、違和感なくて「もうそれにしか聞こえない」という視聴者や、海外ニキからは「Getter is the true Idol」(ゲッターは真のアイドル)を称されるほどになっていました。
この影響は大きく、ニコニコ動画では「推しの子」で検索すると「ゲッターロボ」が出てくる珍事にまで発展していました。
このゲッター現象は他のMADも誕生させており、「トリコ」のOPと繋げた動画も投稿されていましたね。
まぁ世界には1億曲以上あるので、絶対何処かで何かの曲と被りはしますよね。
如何でしたでしょうか?
皆様は今季のアニメは何がお気に入りですか?
良かったらコメント欄もしくは、Twitterのりプ欄で教えて下さいね。
ご清覧ありがとうございました。