男性の夢であるハーレムアニメについて語ってみました


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143_01_ハーレム_タイトル

こんばんわ
萌えログ管理人のらすくです。

かつてギャルゲーが全盛期を迎えていた1990年代を経て、現在はソシャゲやラノベを中心に、多数の女性キャラクターが一人の男性を巡ってドタバタするラブコメこと、ハーレム系の作品がめちゃくちゃ多いですよね。

巷でよくハーレムアニメと呼ばれていたりします。

今回はそんな鉄板中の鉄板とも言えるこのジャンルについて記事にしてみました。

ライオンやアシカなど動物社会で見られるハーレムと言うよりかは、漫画アニメゲームと言った創作物におけるハーレムに焦点を合わせているのでご注意ください。

超忙しい人向けの3行記事
・本来の意味のハーレムから現代は変わっている
・ハーレム作品の主人公は基本冴えない男
・ハーレム作品はいわゆるヒロインのリスク分散


ハーレムとは

143_02_ハーレムとは

ハーレムとは一人の男性が、複数の女性に愛されて囲まれている状態、または複数の女性から恋愛対象とされている状態を指します。

浮気や不倫との最大な違いとしては、女性同士も公認であるという点になります。

しかしながら、ここの解釈は昨今のハーレムアニメでは少し勝手が異なり、まだ男性と女性との恋人関係は成立せずに、また、女性も自分だけを選んで欲しいということで、周りの女性とライバル関係にあるのが一般的になります。

勿論、「他の人を好きになってもいいから自分も大事にして」的な感じで寛容なケースも見られたりします。

尚、一人の女性に対して複数の男性に愛されているケースは、「逆ハーレム」と呼びます。

また、一人の女性に対して複数の女性が取り巻いているケースを「百合ハーレム」と呼びます。

ハーレムの定義は

上記で説明した通り、本来は女性同士が公認であるケースと、納得していないケースがあるため、大きく分けて2つのパターンが存在すると思っています。

ハーレムアニメ系
143_03_01_ハーレムの定義

これは多くのラブコメに採用されますが、一人の男性を巡って複数の女性が好意を寄せる作品で、女性同士は時には友達であり、時にはライバル関係にあり、最終的には一人と結ばれるものになります。

キス程度なら複数人と行う場合があり、また一度お付き合いするものの、やはりもう片方の女性の方が好きだった…という感じで移り変わるケースもあります。

ガチハーレム系
143_03_02_ハーレムの定義

これはほぼ100%エロゲかと思いますが、女性同士が公認して一人の男性に対して複数の女性と恋人関係になるものになります。

たまにエロゲほどではないもののかなり際どいシーンのあるお色気作品では、渋々ハーレムに近しい状況を了承するケースもあったりしますが、かなり稀なケースかと思います。

勿論、ガチハーレムを逆手に取ったギャグ混じりのラブコメも最近では登場しています。

ハーレムの歴史

143_04_ハーレム歴史

元々ハーレムとはアラビア語で「ハラーム(またはハリーム)」が語源になり、「禁じられた場所」「許されないもの」という意味になります。

イスラム教では男性と女性はある程度距離を保つべきされており、男子の立ち入りが禁止された、女性だけの空間「ハーレム」が作られておりました。

かつてのイスラム社会では、男性は4人まで妻を娶る事ができ、夫は妻を保護し扶助を与える気味があり、妻の愛だで差異を設けることが禁じられておりました。

イスラムの婚姻制度は法的に極めて厳格であり、二人以上の妻を持つ男性は、経済的な負担は莫大となり、一定以上の社会的地位や経済的地位が無い限り基本はハーレムを維持することは出来ませんでした。

こういった厳格なハーレムの本来の意味から離れていき、一人の男性が複数の女性を侍らせるという状態に変化していったと思います。

創作物におけるハーレムの歴史

143_05_創作物ハーレム歴史

創作物のハーレム作品の元祖といえばやはりギリシャ神話かと思います。

「ハーレム系神様」と言っても過言ではないぐらい、多くのモテまくりな神様が登場します。

社会秩序を司る天空神ゼウスは、黄金の雨に化けて孕ませたり、白鳥に化けて孕ませたり、黒い雲に化けて孕ませたり、迷惑この上ない秩序のない神様ですね。

その他にもケルト神話のオェングス、北欧神話のバルドル、インド神話のクリシュナなど、過去の創作物には多くのハーレム系の作品が存在します。

日本だと源氏物語がハーレム作品になるのではないでしょうか。

物語としては天皇家を中心にしたフィクションで、光源氏が12股という日本最古のハーレム作品になります。

漫画アニメにおけるハーレム作品の歴史

1980年代
143_06_01_マンガアニメのハーレム

この時代の漫画の特徴としてはバトル、ギャグ、恋愛の3ジャンルが鉄板になっておりましたが、その中でも恋愛作品で頭角を表したのが高橋留美子氏による「うる星やつら」ですね。

この「うる星やつら」がハーレム作品の元祖と言っても間違いないと思います。

今に通じるハーレムのシチュエーションが盛り込まれており、次作にあたる「らんま1/2」では4人の女性から好意を寄せられており、なんとなく4人という人数が一般的な数になったかと思います。

1990年代
143_06_02_マンガアニメのハーレム

らんま1/2を追従する形で多くのラブコメ作品が登場する中、かなり現代のハーレム作品に通じる作品として「天地無用」があります。

主人公の性格もいわゆる目立たないパッとしない系で、エロゲの主人公にいそうなタイプですよね。

その為、多くの人がこの天地無用がハーレム作品の原点だと思っている方も多いのではないでしょうか。

そして1998年に赤松健氏による「ラブひな」が登場し、ハーレム作品の教科書があれば間違いなく例として挙げられるぐらい完璧なハーレム作品かと思います。

またこの時期は、ギャルゲーが大ブームを迎えており、複数の女性を選んで攻略するスタイルが確立した時期にもなります。

2000年代
143_06_03_マンガアニメのハーレム

ラブひながきっかけになり、ラブコメ=ハーレムアニメと言う認識が、徐々に広まってきたのが2000年代かと思います。

この頃になると「To LOVEる -とらぶる-」のように、ただの恋愛だけでなく、ラッキースケベが前面に出てくる作品が登場してくるかと思います。

また、純粋なラブコメと言うよりかはバトル漫画にラブコメ要素、スポーツ漫画にラブコメ要素と言った感じに、ラブコメが一つのジャンルから飛び出して、付加価値と言ったひとつ上の概念になってきた時期かと思います。

セキレイもその流れの一つかと思います。

2010年代
143_06_04_マンガアニメのハーレム

この頃になると、ハーレムアニメが更に加速し、美少女キャラクターが大勢登場する作品が増えてきます。

時として「美少女動物園」などと蔑称的な呼び方をされることも見受けられたりもしましたよね。

主にラノベ中心にそういった作品が誕生するようになります。

この頃のハーレム作品といえば、「冴えない彼女の育てかた」「俺の妹がこんなに可愛いわけがない」「デート・ア・ライブ」「トリニティセブン 7人の魔書使い」「ストライク・ザ・ブラッド」「この素晴らしい世界に祝福を!」「ソードアート・オンライン」と言った感じで、ある程度人気や知名度を考えて候補に挙げるだけで山のように作品がありますね。

何故こんなにハーレムものは人気?

143_07_01_何故人気

ハーレムものが人気になる背景というか原点は、エロゲーだと思っています。

勿論エロゲーが登場する前から「らんま1/2」と言ったハーレム系の作品は存在しており、非常に人気が高かったのですが、同ジャンルの作品は決して多くはありませんでした。

エロゲーはまさに「願望を叶えてくれるから」ものになります。

そういったエロゲーをベースに全年齢向けにギャルゲーが登場し、主人公の性格も大して取り柄のないパッとしないキャラクターにすることで、男性読者の感情移入がしやすくなったことが、多くの支持を集める結果となりました。

次第に運動は出来ないけど勉強は出来ると言った、ガリ勉系の主人公も増えてきましたが、恐らくハーレム系の作品であまりにも奇抜過ぎる性格の主人公はあまり居ないかと思います。

更になろう系中心に、「俺TUEEE」系の主人公も多く登場し、中二病全開の青春真っ盛りの少年たちの心を鷲掴みにしていますよね。

143_07_02_何故人気

男性は女性と違い、出産というリスクが無い分、多くの子孫を残したいという遺伝子的な本能を持っており、そういう意味でもハーレム系の作品は、その本能と親和性が非常に高かったのではないかと考えています。

ハーレムエンドってあるの?

143_08_ハーレムエンド

残念ながら一般作品においては、概ね一人の女性と結ばれるか、はたまた結果を有耶無耶にしてラストを迎えるのがほとんどです。

ハーレムエンドが存在するのはエロゲーや一部のラノベのみになるのが現状ではないでしょうか。

これは日本国内においてて民法第732条により重婚や一夫多妻制が固く禁じられているのと、刑法184条でも重婚罪が規定されていることに起因しているかと考えられます。

エロゲーも、美少女ゲームのような一般作品の延長線上のライトなエロゲーでもまず存在しておらず、いわゆる抜きゲーのみになるかと思います。

ラノベは最近少しずつ増えつつありますね。

2021年から連載開始したヒロユキ氏による「カノジョも彼女」の結末が、どうなるかが気になるところではありますね。

今後ハーレム系はどうなるの?

143_09_今後のハーレム

ハーレム系作品は、とにかく男性からの絶大な支持が得られています。

そのため恐らくは、今後もこのジャンルは永久不滅ではないかと思っています。

更にハーレム系は、作者視点でも実はメリットがあります。

どうしても単一ヒロインだと、読者に受けなかったときのリスクが大きく、ヒロインのリスク分散という観点や、マンネリ化を防ぐ大きな効果があるため、多くの作者がハーレム系を採用していくのではないかと思っています。

ただ、前述でも触れましたが、ハーレム系と言うジャンルと言うよりかは、バトル系、スポーツ系という他ジャンルの付加価値として採用されるようになり、ひとつ上の概念になっていきそうな気がしています。

かつてはなんでこんな冴えない男がモテるの?と思っていた女性が多かった時代がありました。

しかし、最近では単純にドタバタしていて楽しいとか、女の子が可愛いっといった理由で、純粋に嗜む女性も増えてきました。

そういった支持する層が増えていることもあり、今後も安定したジャンルとして続くのではないかと思っています。



如何でしたでしょうか?

昔はラブコメと言えば、せいぜいヒロインが1人または2人程度が一般的でしたが、昨今ではすごいたくさん登場しますよね。

皆様が好きなハーレムアニメの作品は何がありますか?

良かったらコメント欄もしくは、Twitterのりプ欄で教えて下さいね。

ご清覧ありがとうございました。

[ 2023/03/18 19:30 ] 雑学 | TB(-) | CM(0)
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