こんばんわ
萌えログ管理人のらすくです。
みんな一度は目にしたことであろう裸○○シリーズ。
全裸よりもずっと興奮すると言われるフェチィシズムで、時にはエロス、時にはシュールギャグ、そして時にはシュールエロと、無限の可能性を秘めた裸○○シリーズについて語ってみました。
超忙しい人向けの3行記事
今回はないよ~
裸○○シリーズとは
裸○○シリーズとは裸の一部だけ衣類を付けることで、全裸とは違うエロスを追求したものになります。
昔は裸エプロンが一般的でしたが、近年様々なパターンが増えております。
共通する定義として「下着」は付けず、全裸に対して何らかの衣類を着用している状態を指します。
裸エプロン・裸割烹着
裸○○シリーズの代表的な存在である裸エプロン、その起源は諸説あり、一番有力なのは明治9年に読売新聞に掲載されたとある記事で、横浜・寿町のとある民家に訪れた警官が、誰か居ないか家の中に呼びかけたところ、家の奥から巨乳の女性が「真っ裸申訳に前垂で前をかくして」という記述が最初であると言われています。
全裸の状態にエプロンだけ付けている姿は、多くの健全男子が一度は妄想するシチュエーションで、裸○○シリーズで最も知名度が高いものになります。
裸エプロンの横から見える横乳の魅力であったり、今流行のカウンターキッチンだと中々恩恵は得られないですが、キッチンに立つ際にお尻が丸見えになるというのは中々唆られるものがあります。
近年ではネタ枠として男の裸エプロンなるものが出ていますが、淑女達には非常にウケが良く、裸エプロンは男女共々愛されるシチュエーションになります。
尚、実際に日常的にやると、肌の露出が多い分火傷や刃物で傷つけるリスクがあるので、あくまでもプレイ目的に留めるほうが良いですね。
裸ワイシャツ(彼シャツ)
別名「彼シャツ」とも言いますが、全裸に男性向けのワイシャツのみ着用している状態になります。
「裸Yシャツ」「裸Y」「はだワイ」と略されることもありますね。
男性向けの衣類のため、丈が長いこともあり超ミニスカートっぽく見えるのと、ダボダボ感の可愛らしさ、第二ボタンまで空けておくことで胸の谷間を堪能できると言った、非常に美味しいシチュエーションになります。
その他にも自分自身の服を恋人が羽織るというシチュエーションにも興奮を覚えるかと思います。
また最近では女子たちからも人気が高く、友達同士の恋人自慢であったり、裸エプロンより圧倒的に敷居が低いこともあり、アピールの一環として使われたり、匂いフェチとして利用したり、シンプルにゆったりとしているので、普段着として愛用する方もいるようです。
よくあるシチュエーションとしては雨に打たれた女の子にシャワーを貸した際に着るものがなくて貸したり、突発的に泊まることになってパジャマが無い女の子に貸したり、朝チュン、夜明けのコーヒーなど、様々な作品のシチュエーションに採用されます。
類似品として「彼セーター」や「彼パーカー」などが存在します。
正確な起源は不明ですが、恐らくは元々はフェチィシズムとして登場したというよりかは、たまたまそういうシチュエーションを描いた際に、心(ムスコ)に響いた人が多く居て流行ったというのが正しいかと思います。
その為1990年代のエロゲでは既に一般的なシチュエーションとして登場しておりました。
裸靴下、裸ニーソ、裸ストッキング
これは一部のフェチィシズムでかなり熱く支持されているシチュエーションになります。
裸ソックスとも読んだりすることもあります。
以前にも足絡みの記事でも紹介したことがあるので、そちらをご覧になると良いかと思います。
以前の記事でも紹介しましたが、ルーツは不明で、1996年頃には一般的なフェチィシズムとして世間から認知されていたかと思います。
肝心な部分が隠れていないことがギャップ萌えや不自然さが強調され、性的刺激を興奮させるのかと思います。
また全裸の状態で靴下を履くのではなく、脱ぐ過程で靴下だけ残すというのが多いようです。
近年の研究では、靴下履いた状態での性行為は、履いていないときに比べて30%もオーガズムに達する割合が増えているとのことなので、裸靴下が好きな殿方は堂々と恋人にお願いすることが出来ますね。
裸リボン
裸リボンとは全裸状態にラッピング用の紐を巻き付けて、「プレゼントはわ・た・し♡」と言ったシチュエーションに利用されます。
主に誕生日、バレンタインデー、クリスマスといった特別の日に贈られる風物詩…的な扱いでしょうか。
リボンで乳首や股間を上手く隠すパターンや、敢えて隠さないパターンがあります。
結び目を解くこと全裸が露わになることから、よく時代モノのエロシチュエーションの帯回し(あ~れ~って言うやつ)に近しいものを感じますね。
現実では自分自身を上手くラッピング処理するのは非常に難しく、主に創作物で多く採用されるものになりますが、2016年に裸リボンの実用化がされ、ルームウェアとして気軽に着用できる裸リボンの衣服が登場しました。
まぁちょっとリボンと言うには太さがあるので、ややイメージと異なるかも知れませんね…
裸ネックリボンや裸ネクタイも裸リボンの類似品になるかと思います。
裸マフラー
裸マフラーは元々VOCALOIDキャラクターKAITOの二次創作から生まれたネタになります。
初出は恐らく2008年に投稿された以下の動画かと思います。
当時初音ミクやMEIKOと言った人気あるボーカロイドシリーズの中でも、あまり人気が出ず仕事が選べないKAITOだの、バカイトなどと、挙げ句にはマフラーが本体など散々な言われ方をしている最中に生まれました。
そんなネタとして生まれた裸マフラーが、徐々に女性キャラクターの方に輸入されたといった感じでしょうか。
一般的にマフラーで垂れ下がった布の部分で、大事な秘部を隠す手法になっています。
類似ネタとして水着マフラーなるものが存在します。
またソックスと組み合わせたりすることもありますね。
裸マント
初出は1982年に放映されていた、アニメ「ときめきトゥナイト」のエンディングで江藤蘭世が披露したのが初かと思います。
当時はこのような組み合わせの珍しさから大きなインパクトを与えました。
その後、「月詠 - MOON PHASE -」「ロザリオとバンパイア capu2」「ダンス イン ザ ヴァンパイアバンド」など様々な作品に登場し、魔女のお色気作品での裸マントが定着するようになりました。
あまり知名度や、一定数の支持は得られていないものの、細々と生き続けているフェチィシズムではないかと思います。
裸ランドセル
これは完全にロリコンホイホイな事案になります。
一般の商業向けでは恐らく殆ど見かけたことは無いかと思いますが、主に同人界隈の一部で登場するスタイルになります。
その名の通り、全裸にランドセルのため、一歩間違えれば一発規制が掛かるため、商業向けの作品では表現するにはかなり勇気と覚悟がいります。
裸○○シリーズに置いて恐らく一番危険では無いかと思うフェチィシズムになります。
勿論同人誌を扱うサイトでも、アダルト作品にランドセルを登場させること自体に警戒態勢を敷いており、かの有名なFANZAではそのままの表現することに規制し、ランドセルにモザイクを掛けるという珍事にも至ります。
しかし、そんな最中、2014年に開催された『MF文庫J 夏の学園祭2014』では、カントク氏による『変体王子と笑わない猫』の月子ちゃんの裸ランドセル姿が大賑わいさせました。
その他細かい裸○○シリーズ
既に類似品として紹介した彼セーター、裸パーカー、裸ネクタイ、裸ネックリボンの他にも、裸帽子、裸レインコート、裸白衣、裸コート、裸オーバーオール、裸サスペンダー、裸ポンチョなどがあったりします。
多くは特定の作品及びキャラクターの衣装として登場するものや、アダルトゲーム限定で登場するものなど、裸○○シリーズは多く存在します。
裸○○系に何故人は惹きつけられるのか
これは恐らくはチラリズムやギャップ萌えの心理に近いと思っています。
パンモロよりもパンチラのほうが良いと感じる人も多いかと思いますが、全裸よりも衣服からこぼれ落ちるように見える秘部の方が、背徳感を感じて興奮するものです。
また、本来隠すべきポイントが隠されず、普段顕になっている部分を隠すというギャップ萌えの合わせ技ではないでしょうか。
恐らくこれからも裸○○シリーズは、時代とともに種類を増やしていくコンテンツかと思っています。
如何でしたでしょうか?
有名なものからマイナーなものまで様々な裸○○シリーズについて語ってみました。
皆様は、どの裸○○シリーズがお好きですか?
コメント欄、もしくはTwitterのリプ欄で是非教えてくださいね。
ご清覧ありがとうございました。