アダルト作品と全年齢作品の境界線を語ってみた(アニメ編)

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こんばんわ
萌えログ管理人のらすくです。

アダルト作品と全年齢作品の境界線を語ってみたの3話になります。

今週はアニメ編になります。

アニメにおける年齢制限は過去に取り上げた記事とかなり重複する部分があるため、アニメの歴史や、過去にどこまで許されていたかなどに触れながらまとめていこうと思います。

お暇があれば以下の記事と合わせてご覧になってください。

参考:

3話 全年齢とアダルトの作品の歴史(アニメ編) ←今回はコチラ
4話 全年齢とアダルトの作品の歴史(ゲーム編)

超忙しい人向けの3行記事
  • 1991年以降テレビでは基本乳首はNGに
  • お色気作品は円盤時に乳首解禁
  • 乳首さえ描かなければ全裸であっても全年齢


アニメの歴史

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アニメの歴史を紐解いていくとどれが起源かと言うのは難しいものになります。

アニメーションとはそもそも複数の静止画を連続して投影することで、動きがあるように見せるのですが、そういった視点で言えば、3万2000年前の旧石器時代に描かれたショーヴェ洞窟の洞窟壁画は世界最古が世界最古のアニメーションと言われています。

その他にもベルギーでは回転覗き絵として1831年にフェナキストスコープが生まれ、日本では12~13世紀の平安時代に絵巻物にアニメーションの技術が確認されています。

現代に通じるアニメとしては1917年(大正6年)にアニメが製作されたと言われています。

1953年頃になるとテレビ放送が始まり、数分程度のアニメーションが番組内の1コーナーとして登場し始めます。

そして1954年から1956年まで清水崑が原作の「かっぱ川太郎」のシリーズが登場します。

しかしこの当時は紙芝居に近い作風で、現在のアニメーションは長い期間と制作費が掛かるため、本格的にアニメーションを作るテレビ局は無く、基本は「ポパイ」など日本国外から輸入されたアニメーションが盛んに放送されておりました。

それから暫く時を経て、1961年に手塚治虫氏が発足させた「虫プロダクション」は、「鉄腕アトム」の製作を始め、1963年1月1日~1966年12月31日までフジテレビ系列で全193話放送されました。

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これが日本で最初の本格連続テレビアニメになりました。

昭和の時代
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この時期のアニメはかなり表現の規制は緩かった時代になります。

子供向けのアニメであるドラえもんでもしずかちゃんの乳首が記載されていましたし、手塚治虫原作の三つ目がとおるでも乳首が記載されておりました。

しかしこの頃は乳首は簡素なもので、「点」であったり、少し色が付く程度でした。

うる星やつらでも乳首は頻繁に登場してきていましたが、こちらは完全に乳首っぽい感じになってましたね。

1980年代のOVAでは「トップをねらえ!」や「メガゾーン23」ではかなりセクシーなシーンが登場しますし、

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特に「メガゾーン23」では、性器こそ映っていないものの、年齢制限が無い作品で性行為のシーンが登場したこともあり、当時ちょっとした話題になりました。

この時代はレーティングなるものは無かったのですが、1984年に初のアダルトアニメ(美少女アニメ)の「くりぃむレモン」が発売されます。

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こちらは1982年の「機動戦士ガンダムIII めぐりあい宇宙」に登場するセイラ・マスの入浴シーンを、映画館でカメラにおさめているアニメファンを見てビジネスチャンスと捉えたようですね。

あ、今も昔も映画館での録音録画は違法ですからね。

ちなみにこの時のヒロインの年齢設定は11歳(小5)なので驚きですよね。

さすがにこちらはビデ倫お騒がせ案件となり、OVAでは高校生に変更されておりました。

平成前期

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平成初期はまだ比較的寛容な時期だったかと思います。

らんま1/2でも乳首は出ておりましたし、NHKで放送されていたふしぎな海のナディアでも実は乳首は登場していました。

しかしふしぎな海のナディアはラストの方では乳首の描写が無い状態で登場してきました。

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通称「色無し乳首」と呼ばれるものですね。

らんま1/2はこの当時お色気作品として度々乳首が登場し、視聴率を稼いでいたかと思います。

しかし、1991年に暗雲が立ち込めることとなります。

東京都議会が「有害図書類の規制に関する決議」を採択され、少年誌やアニメで乳首が出てこなくなります。

らんま1/2もこのあおりは当然受け、以降乳首が登場することはなくなりました。

セーラームーンの最終回も全裸で戦うシーンがあるのですが、見事に色無し乳首の状態でした。

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1991年以降再び乳首が登場するのは、恐らく1997年に深夜アニメのベルセルクや、1998年衛星放送のブレンパワードのOPかと思います。

乳首は地上波から姿を消し、OVAの方に活躍の場を移す形となりました。

平成後期

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平成後期になってくると少し事情が変わってきます。

アニメの収益モデルも視聴率によるスポンサー料金から、円盤を売る収益の方にシフトしていきます。

地上波で放送していた際は、謎の光や裏の力により乳首は描写されていないのですが、円盤化する際に乳首が描き足されるという仕掛けが施されるようになります。

恐らく最初は2008年のセキレイや、同年ストライクウィッチーズがDVD盤で乳首が登場し、アニメオタクに衝撃を与えました。

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それを追従する形でまよチキ!などはアニメでは不自然なぐらいに光が差し込んで乳首が見えなかったのに、円盤になった途端しっかりと描写されております。

「魔法少女リリカルなのは」とかはわずか10歳の女の子の乳首が拝めるということで、当時かなり騒がれましたね。

そう、円盤を出す際に乳首が見れるかもしれないという暗黙の了解が出てくるようになったのです。

まさに乳首マネタイズですね。

乳首を出すことで円盤を売るスタイルに変わっていたのです。

逆にメルヘン・メドヘンのように乳首を期待して円盤購入後、乳首が登場しないとレビューで最低評価が付けられるようにもなっております。

令和の時代にも少し踏み込みますが、映画ソードアート・オンライン星なき夜のアリアでは、あのセンターヒロインであるアスナですら乳首の描写がされており、アニメファンを騒がせておりました。

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異世界ハーレムでは「絵」と「音声」に規制を入れたTV放送verと、「絵」のみに規制を入れたハーレムver(一部の配信サイト)、「絵」も「音声」も規制が入っていない超ハーレムver(円盤用)といった感じに最初からセンシティブな映像を売りにするスタイルになっております。

センシティブ作品はOVAになりがち

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前述でもお話した通り、東京都議会が「有害図書類の規制に関する決議」を採択されてからはテレビでの裸体の描写はかなり制限されるようになりました。

しかしOVAはそういった煽りは受けなかったため、テレビよりずっと映像が美しく、作画も安定していたOVAの方に女性の裸体は徐々にシフトしました。

同時期に影響を受けて乳首がNGとなったらんま1/2も、OVAではしっかり描写されておりましたし、当時ギャルゲーで人気を博した銀河お嬢様伝説ユナのOVAでは、レジェンド声優の横山智佐さんの貴重な喘ぎ声が聞けたりもします。

(勿論本番行為はありませんけどね)

最近では一部のエロアニメを除いては、原作がセンシティブな作品はOVAになる傾向が強いような気がします。

ストライク・ザ・ブラッドもまさにそのパターンで、2013年にアニメ化されて以降は全てOVAで続編が作られています。

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その為OVAではバンバン乳首が描写されています。

姫柊ちゃん中学生なのに…

ただ、OVAってお得な一面があるんですよね。

テレビ放送になると勿論規制の問題もあるのですが、放送枠競争のために経費を安く抑えられ、その結果作画崩壊が怒ることがしばしばあります。

後半作画が落ちるアニメは大抵上記が原因だったりします。

また声優の体調不良にも柔軟に対応できるため、作成の目処が立ってから発売の告知が出せるメリットがあります。

エロはアニメを救う?

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昨今アダルト作品と遜色の無いパッケージの一般アニメが増えたと思います。

昔は視聴率によるスポンサー料金でアニメは成り立たせておりましたが、それが深夜アニメにシフトし円盤の売上で成り立たせる方向性になったのは、皆様もご存知かと思います。

しかし、最近は円盤の売上が低くても成り立つケースが増えてきました。

それはグッズの販売が大きく関係しております。

一番くじなどちょっとアコギなビジネスから、コラボイベント、コラボカフェなどなど現在グッズの売り方は多種多様になっております。

その為、配信サイトで見放題な状態にし、円盤が対して売れなくてもグッズを売ることで利益を回収しております。

ある程度女性層もファンのターゲットに入っている場合は、派手にすることは出来ないですが、一旦男性ファンをメインターゲットにした作品になると、全裸のキャラクターがバンバン出てきます。

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申し訳程度に乳首だけが見えない状態となっており、むしろエロゲー(美少女ゲーム)の方が清楚なケースも少なくありません。

でも売れるんですよ。

ほんとに…

昨今の事情

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性行為がメインのアダルトアニメに関しては、現在ビデ倫の審査のもとで成り立っているのが現状になります。

一般のアニメに関しては、一部深夜帯に放送している作品で乳首が描写されることはありますが、性行為などを直接的に放映するケースは基本無いかと思います。

ただ、前述でも語った通り、地上波などのリアルタイムの放送では基本乳首は何らかの方法で隠すのが現状になっています。

色無し乳首や謎の光などはよく使われる手法かと思います。

円盤にする際に乳首を描き足すことで、販促を促す形となります。

そのため、アダルトと全年齢の境界線は性行為がメインであるかどうかの違いになっているかと思います。

乳首の描写は年齢制限にはあまり関係は及ぼさず、昨今のテレビでの放送倫理に基づくもので、円盤に至っては全年齢でも見ることが出来るのが現状かと思います。



如何でしたでしょうか?

アニメに関しては読者の皆様もよく知っている内容だったかと思います。

昔はテレビでもバンバン乳首は出ていたんですけどねぇ…

さて、来週はいよいよ最終回のゲーム編となります。

3話 全年齢とアダルトの作品の歴史(アニメ編)
4話 全年齢とアダルトの作品の歴史(ゲーム編) ←次回はコチラ

ご清覧ありがとうございました。


[ 2023/01/21 19:50 ] 雑学 | TB(-) | CM(0)
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