2000-2003年代
前回の記事であった通り、1999年にソフ倫が改訂され、シスタープリンセスの登場ですっかり妹ブームが始まり、2000年代初頭に大いもうと時代が到来するわけです。
2001年4月には「みずいろ」という義妹との恋愛をテーマにしたアダルトゲームが発売されました。
本作品はゲームをインストールする際、インストールするディレクトリによってはハードディスクが初期化されてしまうという、恐ろしいバグでちょっと話題になりましたよね。
2002年12月には「妹でいこう!」という、宇宙人なのでちょっと義妹と呼んでよいかどうか悩ましい設定ではありますが、一応義妹をテーマにしたアダルトゲームが発売されました。
同じく2002年に「D.C. 〜ダ・カーポ〜」とつい先日Twitterのハッシュタグの「#初エロゲを教えて」でも割と多くの票数を稼いだので知っている人も多いと思いますが、こちらも義妹との恋愛をテーマにしておりましたね。
そして2003年に「恋する妹はせつなくてお兄ちゃんを想うとすぐHしちゃうの」とこちらも義妹との恋愛をテーマにした作品で、どんどん新しい作品が登場してますよね。
(本作では義弟まで出てきて色々な意味でカオスでしたね・・・)
一般作品の方では2001年に「恋風」という実妹恋愛をテーマにした漫画が出てきて、2003年には少女漫画で「僕は妹に恋をする」という漫画が登場してきました。
さすがにこれだけ大量に義妹の作品が出て来ると、ユーザーも少しずつマンネリ感が出てきた時期になります。
2004年代
そして2004年でまた大きな転換期が訪れます。
そうです、ソフ倫が再改訂されたのです。
改定内容は以下の通りでした。
「近親相姦の禁止」と「獣姦表現禁止」の二点を注意事項への追加(「過度な表現をしない」という条件付きで表現可能)
そう、この過度な表現という部分が事実上規制緩和ですね。
中々こういった規制緩和は珍しいですが、当時ソフ倫とビデ倫でバチバチ感があった時期ですね。
規制の厳しいソフ倫から脱退し、ビデ倫が受け付けることで今まで一強だったソフ倫も焦りが出て来たのでは無いかと思っています。
そして改訂があった時期が秋だったのにも関わらず、同年10月には「死妹人形」11月には「ALMA〜ずっとそばに…〜 -Complete Edition-」12月には「淫乳家族~僕と母と姉と妹と~」「おやつのじかん」といった、実妹との性描写がある作品が登場しています。
(スピード感すごい・・・)
2005-2020年代
はい、もうここから雑ですね・・・
正直ここから先はまとめられる自信が無かったのと、あまりにも沢山の妹キャラの作品があるため、人によって推しや解釈が異なると思うので、多くは語らずこんな作品がありましたね程度で紹介出来たら良いなと思います。
一般作品
一般作品から紹介していくと、2008年に「俺の妹がこんなに可愛いわけがない。」が多くの人に認知されている実妹をテーマにした恋愛物語では無いでしょうか。
一般作品としては割と珍しいですよね。
ちなみにPSP版では、なんと腹ボテENDまでありましたよね。(正確には子どもが生まれた後の描写ですが・・・)
ただ、実は血の繋がりが無いという原作捻じ曲げ設定で些かモヤモヤ感がありましたが・・・
(それにしてもこの当時のギャルゲーは腹ボテENDがホント多かった・・・)
2009年には「あきそら」という実妹どころか実姉とも性行為をしちゃう上に、両親も実は・・・といった中々カオスな漫画でしたね。
(あれ・・・?これ一般作品じゃない?)
こちらは2011年に東京都は出版倫理協議会・出版倫理懇親会との会合で、改正された東京都青少年の健全な育成に関する条例が実際に施行された場合どの作品が影響するかの中に含まれて、作者が事実上絶版と語っていましたよね。
結果的に性描写を抑えることで何とか最終回まで作品を乗り切りましたね。
あと、恋愛ものでは無いですが、同じく2009年の偽物語に登場する「阿良々木 火憐」「阿良々木 月火」は割と過激なスキンシップがあったりしましたね。
2010年には「お兄ちゃんだけど愛さえあれば関係ないよねっ」というこちらも実妹との恋愛をテーマにした作品でした。
と思いきや、実際には血の繋がりが無かったので筆者的には詐欺だと思ってます(・´ω・`)
アダルト作品
アダルト作品はもう尋常じゃないほど大量にありますので、もう筆者の趣味をツラツラ並べていこうと思います。
2007年発売の「あかね色に染まる坂」では主人公のヒロインとして実妹が登場しましたね。
テレビアニメでは義妹に降格したけど・・・
2008年発売の「ヨスガノソラ」では主人公の双子の妹がヒロインの1人と登場しています。
(こちらはテレビアニメでも設定そのまま)
2011年には「春季限定ポコ・ア・ポコ!」で義妹、「ラブラブル 〜lover able〜」や「SuGirly Wish」で実妹がヒロインとして登場してます。
そういえば駄妹が誕生したのもこの春ポコの「野々宮 藍」ちゃんでしたね。
桐谷華氏の演技力も相まって、駄妹がちょっとした話題になりましたよね。
(お兄ちゃんのイケズ!シスコン!でも好きぃのセリフが好きでした)
少し時代が飛んで2018年には「9-nine-そらいろそらうたそらのおと」では新海 天ちゃんが実妹でしたし、「RIDDLE JOKE」の在原 七海ちゃんは義妹でした。
七海ちゃんの「男もすなる日記自慰といふものを、女もしてみむとてするなり。」は迷言でした。
天ちゃんはYoutubeで知った人も多いのでは無いでしょうか
沢澤砂羽さんの演技力素晴らしいです・・・
2020年には絶賛筆者がプレイ中の「ハミダシクリエイティブ」の和泉妃愛が実妹ですね。
この記事書く2日前にひよりん√に入りました。
こんな感じで最後の方は駆け足のようにつらつらと作品を並べるだけとなりましたが、妹キャラの恋愛情事について前編、後編である程度語れたかなと思います。
皆様の好きな妹キャラはいましたか?