こんばんわ
萌えログ管理人のらすくです。
ブログ開設間もない頃に「貧乳」をテーマに記事を書きましたが、巨乳の記事を書いていなかったなと思いたち、執筆してみました。
1本の記事に収めたかったんですが、流石に厳しかったので前編・後編の2本構成で行こうと思います。
貧乳の記事:
超忙しい人向けの3行記事
- 巨乳の呼び方は沢山ある
- 二次元と三次元で巨乳のサイズは異なる
- 巨乳で損することはあまり無い
巨乳とは
「巨乳」とは巨大なおっぱいのことを指しており、またその乳房を有する女性をさ指す造語になります。
「巨乳」は女性の性的魅力の中でも代表格と言っても過言ではない存在で、男のロマンの一つとなっています。
「巨乳」の対義語は「貧乳」「微乳」「無乳」になり、類義語として母性や包容力を表す大きなおっぱいのことを「豊乳」と呼びます。
その他にも美しい形状のバストを「美乳」と呼んだり、一部「極乳」という極められた乳の呼称がありますが、こちらはあまり定着していないですね。
巨乳の呼ばれ方
「巨乳」は実は比較的新しい言葉になります。
元々は大きい乳房を示す言葉として「ボイン」であったり、「デカパイ」と言う言葉が使われておりました。
1967年頃にテレビで「ボイン」使用されていたことがきっかけであり、その後1977年にハウス食品のCMで、子どもたちが「デカプリン」と叫ぶと大場久美子が恥ずかしそうに胸を押さえたところから、徐々に「ボイン」から「デカパイ」に置き換わっていきました。
その後1983年頃からアダルト雑誌で「巨乳」と言う表現が使われたことで、徐々にこの言葉が世に広がる発端になったと言われています。
「ボイン」も「デカパイ」も今となっては死語ですよねぇ。
その他の呼ばれ方として「爆乳」「超乳」「鬼乳」「魔乳」「超々乳」と言う呼ばれ方であったり、グラビアアイドルの巨乳を形容するのに「スイカップ」であったり、「メロンぱい」と言う呼ばれ方もあります。
蔑称としての意味合いになりますが「奇乳」という呼ばれ方もあります。
また「美乳」の進化系として、大きさだけでなく、形や張り、質感どれをとってもパーフェクトの乳房を「極上の乳」(極乳)と呼ぶことがあり、全乳界の頂点に君臨する造語も存在します。
あと、最近では大きな胸の女性を巨乳ではなく、「たわわ」と表現することがありますね。
こちらは「月曜のたわわ」と言った作品名にも採用されていたりします。
巨乳の歴史
世界の歴史において度々胸を強調した作品は多数存在します。
最古のものだと3万5000年~1万年前の後期旧石器時代のオーストラリアでは、乳房が大きく強調された石像が作成されておりました。
日本では「万葉集」に巨乳を言及した記事がありますが、日本人はかつて女性の胸を性的に見ていなかった時代があり、江戸時代の春画でも局部は詳細に描かれるものの、乳首は点をぽつんと書くだけの簡素なものとなります。
日本で巨乳が流行るようになったのは1980年代頃の洋装が定着した時期になるかと思います。
巨乳の基準
巨乳の基準はかなり個人の主観によって大きく左右されます。
そう…左右のおっぱいのように… ヽ(#゚Д゚)ノ┌┛)`Д゚)・;'
かつてはCカップ、Dカップが巨乳でありましたが、近年はEカップ、Fカップ辺りが巨乳に指すようになっているかと思います。
これは1980年頃はAカップが58%、Bカップが25.2%、Cカップが11.7%、Dカップが4.5%であったのが、2014年頃になるとAカップが5.3%、Bカップが20.5%、Cカップが26.3%、Dカップが24.1%と、CカップやDカップが大して珍しくなくなったことが要因かと思います。
ちなみに二次元と三次元でも巨乳の基準で同じなのですが、「見た目」では大きく異なっています。
二次元ではBカップと謳っていてもまぁまぁの大きさがあります。
その為、基準はほぼ同じであっても、見た目に関しては二次元のほうが巨乳の条件は厳しいかと思います。
尚、巨乳を示す言葉としてサイズ感の比較は恐らく以下のようになるかと思います。
メロンぱい < スイカップ
巨乳 < 爆乳 < 超乳 = 鬼乳 = 魔乳 < 超々乳
巨乳ならではの悩み
巨乳は多くの男性に愛され、また女性からも羨ましがられる存在ですが、巨乳は巨乳なりに様々な悩みを抱えています。
代表的なものを挙げるとすると「肩こり」「汗疹」「衣服の選択肢」「好奇な視線」かと思います。
「肩こり」に関しては実はブラジャーが合っていないことが起因していることが多く、元々女性は首や肩の筋肉の少なさや冷え性による血流が主な原因であるため、巨乳特有の悩みでは無いかもしれません。
「汗疹」は主に下乳に汗が貯まる状態で、とあるVTuberの宝鐘マリン氏も持ち上げて拭くことを配信の時に言ってましたよね。
「衣服の選択肢」は地味に苦労するケースがあり、サイズが中々合うものがなく、取り寄せなどで中々手に入らない問題があります。
「好奇な視線」は割と深刻な問題に発展することがあり、自然に周囲の視線を集めるだけでなく、痴漢や強姦に遭遇する確率が上がるため注意が必要ですね。
一方、贅沢な悩みとしては食事中に胸の周りが汚れることや、足元が見えにくいことや、弓道など一部のスポーツに適さないと言った悩みは、同性から稀に妬まれることがあります。
あと、歳とともに垂れるリスクが高いこともありますね。
巨乳ならではのメリット
異性との恋愛に置いて短所になることがないことが大きいかと思います。
貧乳は好き嫌いがありますが、巨乳は嫌いという人は中々お目に掛からないです。
海辺やプールサイドでは自信を持って水着を披露できる点があります。
9nineに登場する香坂春風先輩も使える武器は使うと言うぐらい、時として強かと思われるかもしれませんが、恋愛においては武器になります。
あとはアダルトな話題になりますが、「挟める」と「揉める」と言う貧乳にはなし得ない特権を持ち合わせています。
あ、何を挟むの?と言う野暮な質問はしないでくださいね。
あんまり得だとか損だとかというと、どこかで叩かれそうなのでこの辺にしておきます。
いつからアニメや漫画で巨乳が流行り始めたのか
これは明確な時期は正直難しいと思います。
手塚治虫全盛期だった1960年代ではそれほど巨乳を意識した作品はあまり無かったかと思います。
しかし1980年代に入ると高橋留美子氏による「うる星やつら」のラムちゃんや、「ルパン三世」の峰不二子やセクシーさを強調するヒロインが少しずつ出てきたかと思います。
1980年後半になってくると同じく高橋留美子氏によるらんま1/2では、女らんま、シャンプーなどいわゆる巨乳キャラクターが多数登場してくるようになります。
1990年頃になると、スレイヤーズのナーガなど現代の巨乳キャラクターに通じるヒロインが登場し始めます。
同じく1990年代はエロゲーが大ブームを迎える時期で、エロゲーでは巨乳な女性キャラクターが沢山登場したかと思います。
それでもこの頃は数多くの存在するヒロインの中で、巨乳キャラクターが何人か存在するといった、ヒロインの属性分けの一つでしか無かったかと思います。
しかし2011年9月にニンテンドー3DSで「閃乱カグラ」と言うゲームが発売します。
本作品はヒロインがほとんど巨乳であり、この頃から巨乳だけで構成される漫画、アニメ、ゲームが登場し始めたかと思います。
如何でしたでしょうか?
前編は主に巨乳とはなんぞと言うテーマについて語ってみました。
後編では巨乳の種類、小ネタ、その他の分析を語ってみたいと思います。
ご清覧ありがとうございました。
後編はこちら: