パンチラとは
パンチラとは女性用の下着(パンティ)が何らかのアクションでチラリと見える現象になります。
チラリズムの一種として多くの人に愛されており、様々な作品においてお色気シーンとして活用されます。
ちなみにブラジャーのほうがチラリと見える現象はブラチラと呼び、チラリどころか全部見えているケースの場合は、パンチラとは呼ばすにパンモロと呼びます。
ただし、パンモロであっても風のイタズラなどで瞬間的にパンモロになるものに関してはパンチラで良いかと思います。
また本来下着が見えていてもおかしくない状態にも関わらず、下着が見えていない状態のことを「はいてない」と呼びます。
パンツァーとは
特に熱い情熱を持ってパンチラを追い求める戦士のことを人は「パンツァー」と呼ぶことがあります。
これはドイツ語で戦車のことを指す「Panzer」とパンツを掛けている単語になります。
彼らは8bitゲーム機時代は僅か数ドットで表示される白い領域に情熱を注ぎ、アニメでは数フレームのみ表示される刹那の瞬間に命を懸けています。
パンツァーとは誰もがなれるわけではなく、刹那の瞬間を捉えられることが出来る驚異の動体視力の持ち主である必要があります。
勿論、静止画からのコマ送りで確認もできますが、真のパンツァーは動きを止めずに視認する人達の事を指します。
パンチラの歴史
日本最古のパンチラに関する表現は戦後間もない頃の1952年に、原比露志氏の川柳にある「つむじ風 惜しいがみんな 履いている」と綴ったものになります。
それまでは和服で下着が履かなかったが主流でしたが、戦後から徐々に下着を履く女性が増えたことを嘆いた歌になります。
元々日本は下着を履く文化が無かったのですが、1932年白木屋大火災の際に4階から命綱をつたって外壁沿いに降りようとした店員たちは、多くの野次馬に局部を覗かれるのを恐れ、風で舞い上がる裾を抑えようとして命綱を離し、地上に落下して死亡する人が続出し、パンツを履く文化が生まれたと言われています。
一方アメリカでは1955年にマリリン・モンローが出演する「七年目の浮気」でスカートが捲れるシーンは、アメリカならず日本でも有名になりました。
漫画では1969年に永井豪氏による「ハレンチ学園」の作品によって一気に加速することとなります。
パンチラ作品の元祖
パンモロで言うと歴史は古く手塚治虫氏の作品ではそのような場面は1963年頃より存在はしておりました。
しかし、チラリズムを意識したパンチラはやはり前述でも話した通り、1969年に永井豪氏による「ハレンチ学園」ではないかと思います。
こちらは当時かなり話題となり、PTAや教育委員会から多数の苦情が寄せられ、中には子どもの精神発達の阻害になるという事で、警察に通報するものまで現れておりました。
良くも悪くも多くの人が知り、スカート捲りが子どもたちの間で大流行するきっかけとなりました。
一方ゲームでは1982年にナムコから発売されたポールポジションというレースゲームにて、ゴール間際にいるレースクイーンが元祖とされております。
僅か数ドットのみですが、翌年ファミコン版に移植された際も忠実に再現されておりました。
よく見つけましたね!
パンチラの魅力は
たかが布、されど布、秘部を隠す僅か1mmにも満たない布地に人は何故これ程までに魅了されるのでしょうか。
失礼、「人」と大きく括ってしまいました。
一部な愚かな殿方を魅了する理由をいくつか考察してみました。
見てはいけないが故の背徳感
女性の下着はいつしか覗き見ることを法律で禁じられています。
勿論見せ付ける行為も公然わいせつ罪などに該当してきます。
まぁようはみだらに周囲に対して性欲や興奮をいたずらに刺激してはならないというわけですね。
つまり普段見ることが出来ないものが、ふとした瞬間に垣間見えるのに背徳感を刺激されるのではないでしょうか。
そのため直接下着姿を拝むと、それはエロ雑誌か何かのケースであるため、性欲は刺激されるもののパンチラのような興奮が得られないのではないでしょうか。
恥じらいを嗜む
パンチラは殆どがアクシデントによって発生します。
その瞬間女の子はほぼ例外なく焦って慌てふためくものです。
そのリアクションこそが「萌え」の対象とマッチしているからではないでしょうか。
むしろ堂々と「ほら、見てみなさい」とパンチラ姿を見せつけてくる女の子が居たら興奮しますか?
・・・
いや、これはこれで興奮しますね…
まぁこれはパンチラの嗜みというよりかはMっ気向けの人の心理かもしれませんね。
水着と何が違うのか
全く愚かな問いですよね。
そう、これこそが先程のパンチラの魅力でも語った内容と被るのですが「見せるもの」と「見せないもの」の差になるかと思います。
まぁ一時期白い水着が水に浸かると透けてしまう問題があり、一時撤退を余儀なくされたことがありますが、基本は水着は人に見せるため、いや見せても良いものとして存在しています。
パンティは見せないものであるため、それを見た時の背徳感が唆られますが、水着はそもそもみんなに見られても良いものとして作られているため、背徳感が無いのです。
まぁ勿論スタイルが良い女の子が着ていると、それはそれで興奮しますけどね。
パンチラのシチュエーション
パンチラのシチュエーションについていくつかまとめてみました。
鉄棒パンチラや逆立ちパンチラと言ったパンモロの類は省いています。
また複数人によるパンチラも敢えてカテゴリ分けをしていないです。
あとバイクに乗っている時のパンチラや触手で見えるパンチラも割愛しています。
風のイタズラ
古典的な表現とは言え、昔から現代において幅広い作品で多用される、風のイタズラによりスカートが捲れてしまう現象ですね。
オーソドックスなパンチラスタイルとは言え、これを無くしてはイチャラブな恋愛作品はありえないと言っても過言ではないぐらい重要なアクシデントになりますね。
座りパンチラ
体操座り、しゃがんだ姿(通称うんこ座り)、正座と言った「座る」と言う動作でうっかり見えてしまうパンチラです。
派生形としてはしゃがんた姿を後ろから見た時にズボンからはみ出る下着や、椅子に座っている時に足を組んでうっかり見えてしまう場合にも利用されます。
転倒で開脚してしまったり、M字開脚で見えたり、割りとアダルト作品で多い気がします。
また、下着を脱いでいない時は「履いていない」というのにも活用されるスタイルになります。
スカート捲り
昨今はかなり絶滅危惧種かと思われますが、スカート捲りはパンチラにおいて元祖であり、その後の発展を支えた重要なアクシデントになります。
かつて社会問題にまで発展しており、またある一定年齢以上であると犯罪として取り扱われることもあり現代では殆ど利用されないかと思います。
またスカート捲りの派生形としてズボンをずり下ろして見えるパターンもありますが、こちらはパンチラというよりかはパンモロですね。
階段パンチラ
階段の下から覗き見えるスタイルのパンチラになります。
これもやや犯罪臭のするスタイルであるため、お色気作品以外では余りお目にかかれないかも知れません。
派生形としてははしごパンチラですね。
こちらはどこかから脱出する際に女性から先に逃がす場合や、どこかに潜る場合は男性が先にはしごを使って移動する際に見えてしまうパターンですね。
パンチラキック
アクション系の作品で時折見られるのがスカートを履いた女性がキックをかます際に、スカートの中身が見えてしまう現状ですね。
まぁそもそもスカート姿で何故格闘を行うのか?と言う疑問は言ってはいけないお約束になります。
ジャンプパンチラ
高いところから飛び降りる際に、スカートが捲れてしまう状態のパンチラですね。
スカートが捲れて焦ってスカートを抑える姿が何とも言えずにキュートですよね。
回転パンチラ
女の子がクルッと回る際にスカートがフワッと浮いて下着が見えてしまうパンチラですね。
最近は殆ど見なくなったのでは無いでしょうか?
割と古い作品でちょっとしたお色気シーンで使われますが、ややあざとい感じはしますよね。
四つん這いパンチラ
何か探しものをしている際に、四つん這いになってうっかり下着姿を露わにしてしまうパンチラですね。
ドジっ子キャラクターに多い気がします。
また探しもの以外にも、転んだ拍子などでスカートが捲れてしまうシチュエーションもありますが、割とこの時はパンチラというよりかはパンモロである場合が多いですね。
一般作品だと見えそうで見えない描写で使われることも多い気がします。
一方エロゲの方ではパンチラを超えてパンモロになるケースが多そうですね。
ローアングル
何らかの手法で女性を下から見上げた際に見えるパンチラになります。
覗きの手法で主に用いられたり、走っている姿を下から見る描写に使われたりしますね。
またはM向けの踏みつけられる描写でローアングルパンチラになることもありますね。
反射パンチラ
3次元の方では時々見かけることがありますが、2次元の方では滅多にお目にかかれない、鏡もしくは水たまりなどに反射して見えてしまうパンチラですね。
たくし上げパンチラ
正直パンチラの種別に含めるかどうか悩みましたが、女の子が自らスカートをたくし上げて見せるパンチラですね。
そのためチラリズムでは無く、パンモロであるケースも多くあります。
性的に誘惑やイタズラ心で、チラッとスカートを持ち上げる動作でキュンキュンさせてくることもありますよね。
パンチラに懸ける情熱
多くの作品でのお色気シーンの演出として確立されているパンチラですが、今やこれを無くしては萌え作品はありえないと言っても過言ではありません。
とあるパンチラマニアには1年の中で最もパンチラが確認できる日はいつなのか?と言う研究をする猛者がいるほど、パンチラには無限の可能性を秘めています。
勿論実生活で拝見しようとすれば色々な法に触れるのでダメですが、二次創作におけるパンチラはこれからも一つのフェチズムとして歴史を紡いでいくのでは無いかと思います。
如何でしたでしょうか?
本当はまだまだ語りたいことがありましたが、1記事に抑えるために様々なお話をカットしてまとめてみました。
まぁ細かい話は縞パン記事の時のように、1個切り出して記事にしても良いかもですね。
皆様はどのキャラのどんなシチュエーションのパンチラがお好きですか?
良かったらコメント欄かTwitterのりプ欄で教えて下さいね。
ご清覧ありがとうございました。